コンバーチブルは、新世代のミニが登場した初代から設定されているオープンモデルです。現在では3代目が販売を続けており、3代に渡っていますが、市場の半数以上を占めるのは現行のF57型です。そのため、ここでは現行のF57型の買取相場について解説していきます。コンバーチブルモデルという特殊性から、他のミニシリーズよりも出回っている数は少なく、価格帯も高めです。中でも「クーパーS」の人気は高く、買取相場の高いグレードになっています。ただし、ベースグレードの「クーパー」も人気がないわけではなく、価格差は大きくありません。コンバーチブルを含むミニシリーズはフルモデルチェンジが近く、今後は買取相場が下落することが想定されます。理由は、次期モデルはEV車が中心となりますが、エンジン車も引き続きラインナップされるため、ミニコンバーチブルの希少性と価値が上がることは少ないと考えられるからです。しかし、趣味性が高いモデルであることから大きな落ち込みは考えにくいでしょう。