iXは、BMWが次世代を見据えて開発した電気自動車です。モーターとバッテリー、エネルギーを連携させたBMW独自のeDriveテクノロジーと、フロントとリアそれぞれに搭載されたモーターが路面の状態や気象状況に応じて駆動トルクを変化させるe-AWDを採用しました。SUVらしく、前後にひとつずつモーターを搭載した4WDを採用しています。グレードにもよりますが、先進的なシステムを採用したことにより、最大で650km(WLTCモード)という長距離の航続を可能にしています。ボディスタイルは先述の通りSUVですが、BMWが商標登録しているSAV(スポーツ・アクティビティ・ビーグル)に分類されています。BMWの特徴でもあるキドニーグリルはiXにも採用されており、近年のモデルらしく大型化されているのも特徴でしょう。また、ヘッドライトとテールランプは細く、近未来感のあるデザインに仕上がっています。