4シリーズグランクーペは、4ドアクーペとして2014年に初代のF36型が登場しました。クーペながら4ドアとしたことで快適性が高まり、実用性の高いクーペとして評価されています。F36型は型落ちモデルということもあり、買取相場は少し落ち着いてきています。しかし、現行のG26型は2020年に登場したばかりということから、全体的に高い買取相場です。G26型のグレード展開は多いですが、基本となるのは「420i」「420d」「M440i」です。人気が高いのは「420iグランクーペ Mスポーツ」で、最近の主流とも言えるクリーンディーゼルではありません。最近のBMWはクリーンディーゼルを搭載したモデルの人気が高いため、4シリーズグランクーペは少し異なる傾向と言えるでしょう。初代は今後も年数が経過するごとに価格帯は下降していくと予想されますが、現行のG26型に関しては、今後しばらくは高い買取相場が続くと予想されています。