ローバー75シリーズはかつてローバー社が販売していた乗用車です。1999年にリリースされローバー社が経営破綻する2005年まで販売していました。ローバー600、ローバー800の後継車としてセダンとステーションワゴンのツアラーをラインナップしていました。日本へ導入されたのは1999年セダンのみ。グレードは廉価版「クラブ」と高級版「コニサー」の2種類を展開していましたが2000年に輸入中止となりました。2003年に輸入が再開され、セダンとステーションワゴンの「ツアラー」の2つのボディタイプをラインナップ。グレードは単一グレードとなりました。特別な装備や最新機能は装着されておらず、走りの面でもいたって普通の走りでしたがイギリス車特有の美しいスタイリングと上品な室内を備えている車がローバー75シリーズです。