ローバー400シリーズは1989年から1999年まで販売されていたコンパクトセダンおよびステーションワゴン、5ドアハッチバックです。2世代にわたり製造され、提携関係にあった本田技研工業と共同で開発。そのため、基本部分を共有しホンダでも姉妹車として販売していました。初代は1989年から1995年、サルーンとステーションワゴンをラインナップ。2代目は1995年から1999年、5ドアハッチバックが先行して販売されて、後に5ドアハッチバックをベースにしたサルーンがデビュー。またステーションワゴンもラインナップされました。イギリス車らしく内装面ではウッドパネルを使ったインテリアやレザーシートを備えているにも関わらず価格は輸入車としては比較的リーズナブルな設定となっていました。