多彩なボディタイプを持つローバーの小型車、200シリーズの2代目モデル。その中にはカブリオレも用意されていました。基本設計こそホンダ・コンチェルトと共有していますが、英国車独自の美的センスが光る一台です。展開は1.6Lエンジンと4速ATのモノグレードで、クーペにあったターボモデルは設定されませんでした。このクルマは正統派カブリオレとも言うべき4座の2列シートにソフトトップのルーフを備えます。それも現在のクルマのようなボディラインに沿った幌というよりは昔ながらの無骨なもので、カブリオレであることを主張。英国車らしくウッドとレザーをセンスよくまとめた内装や上質感ある外装はベースのままなので、おしゃれな雰囲気が楽しめます。