エランはロータスが1962年から1975年まで製造していたライトウェイトオープンカーおよびクーペです。組み立てキットと完成車が販売され低価格で軽量かつ高性能エンジンを搭載していたためロータスのヒット作となりました。1962年シリーズ1、1964年シリーズ2、1966年シリーズ3、1968年シリーズ4と2年ごとにマイナーチェンジを行い熟成を重ねていきました。特に最終型(シリーズ4後半)の「エランスプリント」は最強モデルとして今もなお高い人気を誇っています。またシリーズ2からはウッドパネルを使った内装やグローブボックスの蓋をつけるなど内装にも手が加えられ豪華な仕上げがされるようになりました。エランは日本にも輸入され俳優など著名人が愛車として使用していたりレースで活躍するなど日本の自動車史にも残る車です。