ボルボ940は1991年から1998年まで販売されていたセダンとエステート(ステーションワゴン)です。先代のボルボ740の大幅改良モデルとして車名を改め販売されたモデル。駆動方式はFR(フロントエンジン・リアドライブ)を採用。最後のFRボルボとして一時話題になりました。FRのボルボは小回りが効くと評判が良いです。940も例外なく小回りが良く駐車場でも困らないという話も聞きます。ボルボの特徴である安全性は進化しています。事故が起きたときに乗員を保護する3点式シートベルトを全席に採用、側面衝突安全性の向上、運転席エアバッグなどパッシブセーフティーの進化。ABSの搭載、ヘッドライトワイパーなどアクティブセーフティーも進化させています。今考えると当たり前の装備ですが販売していたこの当時はここまで安全に考慮した車はごくわずかでした。