アルファロメオ8Cは2007年に販売された世界500台限定クーペタイプの2シータースポーツカー(スパイダーと呼ばれるオープンモデルも後に販売)です。日本への割り当ては70台と世界的に見て比率は多めですが限定ということもあり予約の時点で完売するほどの人気でした。コンパクトなボディに強烈なエンジンとハードセッティングの足回り、室内を多少犠牲にしてでも走りに特化した8Cはレースなどで活躍していた頃のアルファロメオを彷彿とさせる仕上がりになっています。V8エンジンを搭載しけたたましくもスムーズなエンジンサウンドに酔いしれながら走るのもスポーツカーならではの楽しみのひとつ。アルファロメオファンにとっては欲しくてたまらない車であることは間違いないでしょう。