156スポーツワゴンは、アルファロメオが1997年から2005年にかけて製造、販売していた中型セダン156のスポーツワゴンモデルです。エクステリアデザインや、美しいV型6気筒のエンジンルーム等が評価され、同社史上、商業的に最も成功したモデルとされる。日本での発売は2000年9月で、発売当初は「アルファ・スポーツワゴン」と名乗っていたが、2002年9月からアルファ156スポーツワゴンと改称しています。ステーションワゴンとしての利便性や積載能力はあまり評価されず、スタイル重視の性格が強い車種でした。それでも荷物積載時の姿勢変化を抑えるため、セダンにはないセルフレベリング機構を採用していました。エンジン、サスペンションなどはセダンと共通で、日本仕様車のエンジンは2.0Lの直列4気筒エンジンと、2.5LリのV型6気筒の2種類が用意されていました。