アウディ90はアウディ80の上級バージョンとして1984年に登場しました。伝統の始まりである直列5気筒エンジンを搭載しているのが特徴です。ボディタイプは4ドアセダンと最終型の3代目には5ドアステーションワゴンもラインナップしています。初代から6ライトウインドウを採用していることによりクォーターピラーが細くスタイリッシュなデザインとスポーティーなエクステリア、上品で質の高い内装を併せ持つスポーティーセダンでした。1986年2代目へフルモデルチェンジを果たしました。6ライトウインドウからなるスポーティーな印象はそのままにより上質さを追求したエクステリア。ドアパネルに取り付け位置が変更になったドアミラーなど外観を一新。エンジンラインナップは直列5気筒は継続、直列4気筒を追加し選択肢の幅が広がりました。1991年3代目へ移行。ボディラインナップにステーションワゴン(アバント)が追加され、ホイールベースの延長、リアサスペンションの改良など細やかな変更が行われました。快適性の改善と個性を強調し市場では好評だった。1995年にセダンが車名変更1996年にワゴンか車名変更となりアウディ90は「A4」へバトンを渡すこととなりました。