Rクラスは2006年から2014年まで販売していたクロスオーバーです。(表記の期間は日本での販売期間)メルセデス・ベンツは「乗用車に求められるすべての要素を融合したラグジュアリーモデル」と謳い商品化しました。大きめのタイヤを履かせSUVの要素を取り入れ、7人乗り仕様にすることでミニバンの要素を取り入れ、低めの車高でステーションワゴンのように見立て、半円形のガラスエリアを採用しクーペルックにした良いとこを凝縮した正にクロスオーバーといえる車です。多目的に使え多様性のある車ですが日本市場では日の目を見ずに姿を消してしまいました。AMG Rクラスも日本に導入されましたが、2007年1月から2007年10月までとわずかな期間でしか販売されていません。クロスオーバーな車で走りまで追及したAMG Rクラスは本当の意味でのクロスオーバースポーツツーリングカーと言える仕様になっていたことでしょう。