1996年から2014年まで生産されていたスポーツカーで、クーペとコンバーチブルの2種があります。エンジンが8気筒だったのでノーマルモデルはXK8で、ハイパフォーマンスモデルはXKRで展開しており、エクステリアは同社のEタイプを意識したものになっています。日本ではXKラグジュアリークーペ、XKRクーペ、XKポートフォリオコンバーチブルの3つで展開されていました。初代と2代目があり、外見も大きく異なります。2代目はイギリス人の女優であるケイト・ウィンスレットの直線をモデルとしており、丸みを帯びているフロントの中に切れ目のライトでキリっとしているのが特徴です。最後に販売されたのがXKR-Sで、これは同名でヨーロッパ限定で発売されていた限定モデルとは異なるもので、エンジンがV8の5.0Lスーパーチャージドで最大出力が550PSで先代に比べてパワーがアップしています。インテリアではXFの回転式のギアセレクタとドイツのZF社のオートマチックトランスミッションが付いています。