IONIQ 5は、ヒョンデのEV専用ブランド「IONIQ」初となるモデルとして2022年に登場しました。ボディ形状は5ドアのSUVであり、流線型の中に上手く角を取り入れた近未来感の強いデザインが特徴です。過去にヒョンデは、日本でも2010年ごろまで販売を行っていましたが、販売が振るわず一度撤退しています。しかし、ガソリン車よりも電気自動車が求められる環境に変化したため、新たな需要としてIONIQ 5とNEXOを皮切りに日本へ再進出しました。IONIQ 5は、「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞するなど、日本での評価や期待も高まっています。肝心の性能面ですが、グレードによって異なる58kWhか72.6kWhのバッテリーを搭載し、WLTCモードでの自社測定での航続距離は498kmから618kmと長く、十分な航続距離と言えるでしょう。また、内装には持続可能な素材として、自然由来やリサイクルを利用するなど、これからの車としての取り組みも十分です。