アルファロメオ・SZは、アルファロメオ・75をベースとして、アルファロメオ、ザガート、フィアットがコラボレーションして企画・製造したモデルです。そのため、「ザガートSZ」や「SZザガート」などと呼ばれることもあります。また、生産台数わずか1000台の1990年代におけるアルファロメオ最後のFR車であったため、非常にわずかな市場規模ながら状態が良好な個体は高い買取価格で取引されています。また、非常に個性的なデザインから「イル・モストロ(怪物)」と呼ばれましたが、その中身は正統派スポーツカーと言っても過言ではない内容になっていました。