5シリーズのセダンは、BMWのラインナップでも中間的なサイズで人気の高い車種です。初代は1972年に登場し、現在では7代目まで登場しています。ここでは、現行の7代目、G30型の買取相場について解説していきます。G30型は2017年に登場したモデルで、新世代のBMWらしい流線型のボディを先代から踏襲しました。2020年にはビッグマイナーチェンジが行われ、フロントフェイスの変更をはじめ、「運転支援システム」や「コネクテッド・ドライブ・プロフェッショナル」といった、安全面、快適性の高い機能が全車標準装備になっています。グレードは幅広いですが、人気が高いのは「Mスポーツ」です。マイナーチェンジ前では「523d xDrive Mスポーツ」、マイナーチェンジ後では「540i xDrive Mスポーツ」です。また、オプションを装備している場合は高評価に繋がります。サンルーフを含む「セレクト・パッケージ」や、運転の快適性、安全性を高めた「イノベーション・パッケージ」などを装着している場合には、評価も高くなるでしょう。G30型は登場して5年ほどなので、初期のモデルでは少し価格が落ち着いてきていますが、後期型であれば新車から大きく価格を落とさない買取相場です。