セニックは、1996年に初代が誕生した、「メガーヌ」のバリエーションとして生まれたMPV(マルチパーパスビークル)、でメガーヌを上まわる成功をおさめ、その後のシトロエンピカソ、オペルザフィーラ、フォルクスワーゲントゥーランの追随車が登場することになります。また、 1999年末にフェイズ2へとマイナーチェンジされると、車名も単に「セニック」となります。2代目ではロングホイールベース版で3列目シート7人乗りの「グランセニック」が登場し、日本へはこの「グランセニック」のみが正式輸入されました。その後、2009年にサイズが大きくなった3代目や、2016年にフルモデルチェンジされ、クロスオーバー化された4代目は日本に導入されていません。