アルピーヌV6 GTのターボバージョンのV6ターボは、A310の後継モデルとして1984年に登場し、モデル末期の1989年には豪華な内装を持つミッレ・ミリア、さらに翌1990年にはワイドボディの「ル・マン」が発表されました。ボディはFRP製パネルを使用い、フレームは鋼管製バックボーンで、2+2の仕様となっています。フラッシュサーフェイス化されたエクステリアはウーリエによりデザインされ、インテリアはマルチェロ・ガンディーニがデザインしました。エンジンは2,458ccターボをRR駆動で搭載しており、最高出力200PS/5750rpm、最大トルク29.6kgm/2500rpmでした。日本国内では、1986年からジヤクスが販売し、生産中止後もわずかながら並行輸入されています。1977年まではA110と並行して生産され、最終的には1991年まで生産されています。