2021年06月30日

車を高く売るためにはどうしたらよいのか。車売却のコツを紹介

車を手放すとき、少しでも高く売りたいと考える方は多いでしょう。車を高く売るためには、どのような方法が最適なのでしょうか。ここでは、車を高く売るための時期やコツ、高く売るためにできることを解説します。

 



車を高く売るためのポイント


車を高く売るためには、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか。まずは、車を高く売る方法を解説します。


タイミングを見極める


車は高く売れる時期があります。例えば販売会社の決算期は、車の需要が大きく変化するタイミングであるため、高く売れる場合が多いです。また、車は時間の経過や走行距離が伸びることで価値が下がっていく傾向があるため、1日でも早く売却する方が高く売れるでしょう。ここからは、車が高く売れるタイミングについて詳しく解説します。


決算期


決算期にあたる3月は、卒業や入社など環境の変化に伴い車の需要も増える、車が高く売れる時期です。どの車種も必ず高く売れると断言はできませんが、この時期は買取価格が多少割高になっても在庫を多く確保したいと考える業者が多いため、買取価格も高くなりやすいでしょう。


走行距離が大台に乗る前


一般的に車の走行距離は、長くなるほど価値が下がります。特に、5万kmや10万kmは、車の価値が大きく変化するタイミングです。今乗っている車を高く売りたいのであれば、5万kmや10万kmを超える前に売却しましょう。一般的に走行距離は、1年で1万km程度です。つまり、新車から5年以内に売却すると高く売れる可能性が高いでしょう。


フルモデルチェンジ前


車の価値は、フルモデルチェンジを機に変化することが多いです。車は「前型」や「型落ち」といわれる状態になると、車の評価が下がってしまうことがあります。そのため、高く売りたいときはフルモデルチェンジ前に売却しましょう。


複数社で見積もりをもらう


車を高く売るためには、複数の店舗で見積もりをとることがポイントです。車の買取相場はおおよそ決まっていますが、店舗によって、パーツの評価を高くしてくれたり、車そのものの価値を高く評価してくれたりします。


また、複数の見積もりをとることで、車の価値が明確になるとともに、競合させる材料にもなるのです。車を売るときは、複数社から見積もりをとって比較や競合をさせ、1番高く売れるところで売却しましょう。


内部の掃除や洗車をする


車内の清掃や洗車をしておくと、大切に乗ってきたという印象を与えられます。車の評価をするのは、査定士、つまり人です。そのため、車内の清掃や洗車をしておくと、車の第一印象がよくなり、高い評価につながる可能性があります。


メンテナンスの記録を残す


メンテナンス記録を残しておくと、車の評価が高くなります。その理由は、これまでの整備や部品交換の履歴があれば、適切なメンテナンスを受けてきた証拠となるためです。適切なメンテナンスを受けてきた車は、評価が高くなります。点検整備記録簿は確実に残しておきましょう。


純正オプション・パーツを付けておく


車のパーツは、一般的に社外品よりも純正の方が高く売れる傾向にあるため、純正のオプションやパーツを保存しておきましょう。カスタマイズしている車を売るときは、社外品パーツを装着した状態で査定に出しましょう。査定時には、純正部品があることを伝え、車両の引き渡しと同時にパーツも渡す旨を伝えれば、プラス評価になる可能性が高まります。


適切な交渉をする


車を少しでも高く売るためには、「売却の意思を示す」「引き渡し日を明確にしておく」「車の状態を正直に伝える」の3点が大切です。


車を買い取る側は、売却する時期や引き渡しのタイミングが明確なっていると最大限の額を示しやすくなります。また、車の状態を正直に話すことで、信頼感が高くなり、安く買い取られることがなくなるでしょう。車を売る側も車を買い取る側も同じ人間です。気持ちのよい取引をするために、正直に車の状態を伝えましょう。


適した車の売却先は状況によって異なる



車を売却するときは、書類の準備や車の引き渡しなど手間がかかります。そのため、車の売却先は、次の車への乗り替えなのか、売却のみなのかといった状況によって変える必要があるのです。ここからは、状況別に車の売却先をどこですべきか解説します。


ディーラー下取りが良いケース


ディーラーでの下取りは、今乗っている車の評価額を次の車の購入費用に充てることです。次の車の購入費を抑えたい場合や、売却手続きの手間を少なくしたい場合は、ディーラー下取りが適しています。ただし、下取額はおおよその買取相場額になることが多いため、買取店での売却よりも低くなる傾向にあります。よって、価値がある車を少しでも高く売りたいときには向いていないでしょう。


買取専門業者を利用すべきケース


買取専門業者の利用は、次の車を購入しないときや車そのものの価値を高く評価してもらいたいときに最適でしょう。断言はできませんが、買取専門業者であれば、ディーラー下取りよりも、車の価値を高く評価し買取してくれる場合が多いです。また、カスタマイズしたパーツや後付け装備を高く評価をしてくれるのも買取専門業者の特徴でしょう。


個人間売買がおすすめできるケース


個人間の売買には、友人・知人への売却やオークションの利用などの方法があります。個人売買では、オークションやアプリを使って売買をするため、業者を仲介しません。そのため手数料や代行費用がかからず、高く売却できることがメリットです。


しかし、車の評価を正しくできない場合や、名義変更・車両受け渡しなどの手続きが適切にできない場合にはおすすめしません。個人売買は、車の評価や書類の手続きをすべて自分で行わなければなりません。また、代金の支払い方法や車両の不具合が起きたときの責任などの取り決めを正確にしなければ、トラブルに発展する可能性があります。車の売買に詳しい人同士であれば、個人間売買でもよいかもしれませんが、少しでも車の評価の見極めや手続きに不安がある場合には、業者に売却した方がよいでしょう。


古い車を高く売るには?


古い車を高く売るためには、古い車を得意とする買取専門業者に査定を依頼しましょう。古い車は、買取の前例や事例が少なく、大手買取業者では、正確な評価をできないことがあります。ただし、ディーラー下取りであれば、次の車への乗り替えを条件とするため、年式が古くても値段がつく場合があります。


買取専門業者・ディーラー下取りの両方で値段が付かなかった場合には、廃車を専門とする業社やパーツ取りを目的とする業者、もしくは、スクラップ工場に評価をしてもらいましょう。

外車王編集部

執筆者: 外車王編集部


輸入車において総合的にサービス展開する外車王の知見を活かし、中古車の購入やお乗り換え、売却に関わる様々なノウハウをプロの視点でお届けしています。

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