2021年08月05日

車を売りたいときに悩む売却方法。売却先の特徴や車を売るときの注意点を解説

車を売りたいとき、どこに売却すれば良いのか悩むことがあるでしょう。ここでは、車の売却方法を3つ紹介し、売却時の注意点についても解説します。車を売りたいときに参考にしてみてください。

 



車を売りたい場合の3つの方法


車を売るならどこに売却すれば良いのでしょうか。ここからは、車を売るときの売却先について解説します。また、それぞれのメリット・デメリットも紹介していますので、車を売りたいと考えたときに確認してみてください。


買取業者に依頼する


買取業者は、車を買い取ることが主な業務であるため、車ごとに適正な評価をしてくれます。査定方法は、店舗への持ち込み査定だけでなく、出張査定をしている業者もあります。そのため、動かなくなってしまった車や故障している車なども買取りしてもらえることが多いです。また、売却した車の評価額を現金で受け取れるのも買取業者ならではのメリットと言えるでしょう。


しかし、車を買い取ってもらうと手元に車がなくなってしまうため、交通手段の確保が必要です。例えば、車を買取業者に売却して、次の車が納車されるまでの間の代車の確保や売却後の任意保険の手続きなどは自分でしなければなりません。日常生活において車が必須な場合、次の車が納車される時期と売却時期に気を付けましょう。


ディーラーに下取りをしてもらう


ディーラーの下取りは、次の車の購入を条件に車を買い取ってもらう方法です。そのため、車の売却額は次の車の購入費に充てられます。また、下取りの場合、買取業者よりも買取額が低いケースが多いです。純正の状態が好まれることも多いため、カスタマイズした車両であれば、買取業者の方が高値で売却できるでしょう。


しかし下取りでは、次の車の納車と引き換えに車を手放せるため、車が手元にないという時期がほとんどありません。さらに、車の購入店舗と売却店舗が同一であるため、売買手続きの手間を少なくできます。


個人間で売買する


個人間での売買は、買取業者や下取りのように中間業者を多く通すことがないため、高値で売却できる可能性が高いです。しかし、売買にまつわるトラブルが多いというデメリットがあります。例えば、車両の引き渡しをしたものの代金が入金されない、書類を手渡したものの名義変更がされていない、車を売却したあとに故障した際の修理費用負担についてなどのトラブルが起こる可能性が高いです。


車を売るなら確認すべきポイント


車を売るときに確認すべきポイントはあるのでしょうか。ここからは、車を売却するときに確認しておきたいポイントを解説します。


相場を理解する


現在乗っている車の相場を知っておきましょう。車の相場は、インターネットで検索するとおおよその相場がわかります。ただし、インターネットの相場は、業者が独自に算出している可能性も高いため、参考程度に考えておくと良いでしょう。


車の相場を調べるときは、メーカー・車種だけでなく、グレード・年式・走行距離など細かな情報をもとに調査すると、自分の車の相場がより正確になります。


複数者で見積もりを取る


複数の業者で査定をしてもらい、買取額の比較をしましょう。複数の業者で査定をしてもらうと、自分の車の相場がより明確になります。また、買取額の比較をすると、より高値で売れる可能性が高まったり、価格交渉がしやすかったりするため、査定は複数の業者に依頼しましょう。


どのように業者を探して良いのかわからないときは、一括査定を利用するのも手段のひとつです。ただし、一括査定の場合、複数の業者から電話がかかってくることもあるため、一括査定のメリットやデメリットを理解してから利用しましょう。


需要が増える時期に売る


車の需要が変化する時期は、年度が変わる3月と言われることが多いです。そのため、車を売るなら1月~3月が良いでしょう。また、4月1日になってしまうと自動車税の請求が届いてしまいます。そのため、4月になる前に売却手続きの全てが完了するよう、年が変わった時期から売却に向けた相場調査や査定をしておくと良いでしょう。


内外装を綺麗にしておく


外装や内装をきれいにすることで、査定額が大幅にアップすることはほとんどありません。しかし、車を大切にしてきたということが査定員に伝わるため、評価が下がることを防ぐことができるでしょう。


車を売りたい場合の注意点


車を売るときには、注意すべきことがあります。ここからは、車を売却するときに気を付けなければならないことを解説します。


ローンの残債がある場合は所有権の譲渡が必要


ローンが残っている状態で車を売却することは可能ですが、車検証の所有者の名義に注意が必要です。所有者がローン会社やディーラーなどの場合、使用者である自分の判断で売却することができません。


使用者が車を売りたいときは、車の所有者に所有権解除を依頼をして、名義を変更してから売却します。所有権解除の方法は、ローン会社やディーラーに問い合わせて確認しましょう。


保険の扱いを確認する


車の保険は、強制保険である「自賠責保険」と任意保険の「自動車保険」の2種類です。


自賠責保険は、一般的に車を売却したときに還付されませんが、業者によっては買取額に自賠責保険の還付を含める場合があります。


自動車保険は、車の売却をしたときに、「車両入替」または「解約」の手続きが必要です。


車両入替は、新しい車に乗り換える際に必要な手続きです。新しい車に変わることがわかった時点で保険会社に連絡し、車両入替の手順を確認しておくことをおすすめします。車両入替を忘れてしまうと、保険が適用されなくなってしまうため、確実に手続きしておきましょう。


また、次の車を購入するまでしばらく期間が空いてしまう場合には、解約手続きが必要です。解約の手順については契約している保険会社に確認してください。自動車保険を解約する際には、積み上げてきた保険の等級を一定期間維持しておける「中断証明書」を発行してもらいましょう。


古い車は業者によっては買い取ってもらえない


業者によっては古い車を買い取ってもらえないこともあります。しかし、古い車を得意・専門とする業者もあります。古い車を売却する際は、そのような業者を探し、利用すると良いでしょう。


傷があってもそのまま査定に出す


車を売るときに、傷やへこみなどがあるとマイナス評価となります。しかし、車を売るための修理はしない方が良いです。車の査定では、修理費用分を買取額に上乗せしてもらえることがほとんどないためです。修理した費用の方が高くついてしまうことが多いため、売却のための修理はおすすめしません。

外車王編集部

執筆者: 外車王編集部


輸入車において総合的にサービス展開する外車王の知見を活かし、中古車の購入やお乗り換え、売却に関わる様々なノウハウをプロの視点でお届けしています。

お車の買い替え」を
検討中のオーナー様へ
  • 買い替え時のお車のご売却は、
    下取りより買取専門店が断然オトク
  • 外車王なら輸入車専門だから、
    価値を見極めるノウハウで高額査定