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ドイツニュース

更新2018.09.14

ポルシェとシューラー、車体部品製造の合弁設立

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外車王SOKEN編集部

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独フォルクスワーゲン(VW)傘下の高級スポーツカーメーカーであるポルシェと独プレス機械大手のシューラーは9月4日、折半出資で合弁会社を設立する契約を締結した。新合弁会社では、最新技術を活用した「スマートプレスショップ」を使い、車体部品を製造する。アルミニウム製の外装部品や小規模生産に重点を置いている。欧州連合(EU)の欧州委員会は8月半ばにすでに同計画を認可しており、他の競争当局の認可を経て、両社の合弁事業はスタートする。



新合弁会社は独立した有限会社となる。両社は合弁会社にそれぞれ数千ユーロを投資する計画で、従業員数は100人を超える見通し。拠点は未定だが、車体部品の輸送距離が短く、二酸化炭素(CO2)排出量を大幅に削減できる拠点を選択する方針。

ポルシェは同合弁を通して、金属成形工程におけるノウハウを向上させる。特に生産データのネットワーク化、機械学習の導入により、予測メンテナンスや高度な生産制御を可能にし、より柔軟で効率の良い生産工程の構築を目指す。

ポルシェはグループ内のデザイン、開発、車体設計、金型製造、生産現場の連携強化により、ポルシェ製スポーツカーの品質を向上させる取り組みを進めている。同取り組みの一環としてポルシェは2015年には、独産業ロボット・機械設備大手のクーカから金型部門を買収している。

買収の対象となったのは、ドイツのシュヴァルツェンベルクとスロバキアのドゥブニツァの2拠点で、買収後は、ポルシェの100%子会社ポルシェ・ヴェルクツォイクバウ有限会社としてとしてポルシェグループに統合した。

[提供元/FBC Business Consulting GmbH]
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ハイクオリティーなクラシックカーにも造詣が深い編集部メンバーが、そういった輸入車に乗ったことがない方々にも幅広く魅力を伝えられるよう記事を執筆中。ドイツ駐在員が貴重な情報をお届けするドイツ...