オペル・メリーバは、ゼネラル・モーターズ傘下のオペルが製造・販売していた小型のミニバンです。初代モデル・メリーバAは2002年から2010年、2代目モデル・メリーバBは2010年から2017年かけて生産されました。日本へは2004年から、2006年にオペルが日本から撤退されるまでの間に正規輸入されていました。コンセプトはスポーツとミニバンの融合を提案する「スポーツ・フレキシブル・ミニバン」で、ドイツ車には珍しいモノフォルムの乗用車となっています。

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オペル・メリーバが日本に輸入されていたのは2004年からオペル撤退のわずか2年間のみ。当時の販売は比較的好調だったようですが、すでに販売終了から10年以上が経過し、個体数は年々減少傾向にあります。2018年10月現在、日本の中古車市場で出回っているのは2台のみという状況です。よって、買取相場というのは事実上存在せず、クルマの程度が査定価格を左右するでしょう。もしメリーバを所有していて、少しでも高額で売却したいという場合は、海外の希少車に強い中古車専門店で査定を行うことを強くおすすめします。

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オペル・メリーバは、小型のミニバンにも関わらず、さすがアウトバーン育ち！と言いたくなるような安定感のある高速性能が魅力です。また、輸入車にも関わらずシートアレンジも多彩で、荷室容量も330から560リットルとかなり大きなものとなっています。質実剛健な印象を受ける内装も質感が高く、所有する喜びを満たしてくれる非常に出来の良いミニバンでした。日本へは1.6リッターの「イージートロニック」（セミ5速AT）、右ハンドルの1グレードのみで、価格は218万円となっていました。

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