ミニクーパーは非常に歴史が長い車種であり、さまざまなモデルが販売されています。ここでは、現行のF55型とF56型の買取相場を解説していきます。現行型はBMWが商標を取得してから3代目となるモデルです。F55型は5ドア、F56型は3ドアとなっており、販売期間は2013年からと長く、グレード数も非常に多く展開しています。3ドアと5ドアでグレードが大きく異なることはなく、人気が高いのは「クーパーS」と「クーパーSD」です。どちらも上位に位置するグレードで、クーパーSDはクリーンディーゼルを採用しています。ただし、F56型の3ドアでは、現在クーパーSDは新車販売されていません。また、3ドアと5ドアの違いによる価格差はなく、基本的にはグレードによって買取相場が異なってきます。ミニは完全EVのブランド化がアナウンスされていますが、時期モデルではまだエンジン車もラインナップされると予想されています。そのため、現行モデルの希少性がすぐに高まることはなく、フルモデルチェンジによって買取相場が下降する可能性が高いと言えるでしょう。