従来のキャデラックの北米専用車的イメージを覆すべく登場したCTS。2003年の登場以来、欧州車を強く意識したFRサルーンです。そんなCTSの2ドアモデルが登場したのは2010年。2代目CTSをベースとしたこのCTSクーペは、3.6LのV6エンジンを搭載したベースグレードに加え、6.2LのV8エンジンをスーパーチャージャーで過給するハイパフォーマンスグレード「CTS-Vクーペ」が上陸しました。しかし、2014年に登場した3代目CTSは4ドアセダンに一本化したためクーペボディは設定されず、スポーツワゴンともどもカタログ落ちという結果となりました。