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輸入車の選び方

更新2021.05.17

中古の外車を選ぶときは注意が必要!中古車の注意点や売却のポイントを解説

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外車王SOKEN編集部

中古車で外車を選ぶとき、故障しないか、保証はあるのか、どの中古車販売店で買えばいいのかなど、さまざまな疑問や不安があるかと思います。今回は、中古の外車選びに失敗しない方法を解説します。また、外車を購入するときの注意点と合わせて、外車の売却をするときのコツも説明します。これを読めば、中古の外車を購入から売却まで一度に解決できるでしょう。



中古外車の特徴を踏まえた注意点


外車を中古車で購入するときには、注意点があります。それは、整備を断られる場合があったり、維持費が国産車よりも高くなったりする可能性があることです。初めて中古の外車を購入したときに後悔しないためにも、中古外車の特徴を理解しておくことが大切です。ここからは、中古外車の特徴を4つに分けて解説します。


整備を断られる場合がある


中古外車は、整備を断られる場合があります。整備を断られる主な理由は、「並行輸入車」と「保安基準不適合」のいずれかに該当するためです。


並行輸入車の場合、ディーラーへ持ち込んでも、正規輸入車ではないことから整備を断られるケースがあります。並行輸入車は、新車でも中古車でも部品の調達が難しく、日本の環境に合わせた仕様になっていないことから、整備を断られる可能性が高いのです。


保安基準不適合の車は、保安基準に適合していない不正改造車として扱われてしまうことがあるため、新車・中古車、正規輸入車・並行輸入車を問わず整備を断られる可能性があります。中古の外車を購入するときは、輸入ルートや保安基準に適合した車であることを確かめる必要があるでしょう。


修理費が高い


外車は、修理費が高くなりやすいです。また、新車・中古車のどちらであっても、整備費用や部品代などが国産車よりも割高になることから、外車の修理費は高額になると言えます。また、故障したときは、交換する部品の調達時間と輸送費がかかるため、パーツ代がさらに高額になってしまうのです。


修理費が高くなる理由には、車づくりの考え方の違いが影響しています。外車は、定期的な点検・メンテナンス、部品交換をすることで、良好なコンディションを維持できるよう設計されていることがほとんどです。一方、国産車はノーメンテナンスでも乗り続けられるように設計されています。国産車と外車では、車づくりや維持の根本的な考え方が違うため、修理費を含めた維持費が国産車の1.5倍~2倍程度かかります。


修理に時間がかかる場合がある


外車の修理には、時間がかかる場合があります。中古・新車問わず外車が故障したとき、修理するための部品が国内にあれば、修理に時間がかかることはありません。しかし、修理するための部品を本国から取り寄せる場合、時間と費用がかかり、結果的に修理にかかる時間が長くなります。


高級外車は頻繁な整備が必要


高級外車は、新車・中古車問わず頻繁な整備が必要です。ラグジュアリーな内装や充実した装備の高級外車には、多数の電子制御や特殊な構造の部品が使われています。そのため、少しの不具合からシステムエラーやトラブルに発展する可能性があります。高級外車は、頻繁に点検や整備をしてトラブルが起きないようにすることが大切です。


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中古の外車を購入するときの注意点



中古の外車を購入するときの注意点は、主に6点あります。中には、外車だからこそ気を付けておきたいこともあるのです。ここからは、中古外車を購入するときのポイント、買ってはいけない輸入車の傾向を解説します。


整備が行き届いているか確認する


中古の外車を購入するときは、整備が行き届いているかどうか確認してください。中古車が置かれていた環境や整備の内容は、車両によって異なります。整備記録簿を見て、定期的な点検・メンテナンス・部品交換などが行われていれば安心できる車両と言えるでしょう。


また、納車をする際に、入念な整備が行われるかの確認も必要です。適切な整備技術を持ち合わせていない業者や外車の扱いおよび整備に慣れていない業者で購入するのは避けた方が良いと言えます。


一方、輸入車の整備や扱いを得意としている中古車販売店では、中古外車の適切な整備や点検を行ってくれることがほとんどです。中古の外車を購入するときは、外車のことを理解し、念入りな点検や整備をしてくれる販売店を選びましょう。


外車の適切な点検・整備を行ってくれるのは中古車販売店だけではありません。外車の輸入や販売をしているディーラーでは、認定中古車を販売しているところもあります。認定中古車は、ディーラーならではの手厚い整備を受けていることがほとんどです。中古外車を購入するときは、整備が行き届いているか、納車の際や納車後の整備も依頼できるかといった観点から販売店を選びましょう。


走行距離が長い外車は避ける


走行距離が長い中古の外車は購入を避けましょう。走行距離が伸びていると、ブッシュやマウント、エンジンやサスペンションなどの部品が劣化している可能性が高いです。中古外車を購入した後、すぐに部品交換しなければならない場合や故障してしまった場合、修理費や時間がかかります。中古外車購入後に、快適なカーライフを過ごすために、走行距離がなるべく短い車両を選びましょう。


可能な限り試乗してから考える


中古外車は、可能な限り試乗してから購入を決断しましょう。車種や店舗によっては、試乗できない場合があるものの、車内を見たり、エンジンをかけたりすることができる場合があります。購入するときは、車が動くかどうかはもちろんのこと、電装系パーツが正常に作動し、かつ正しく装着されているかも確かめましょう。


格安の輸入車は特に慎重に選ぶ


中古車の中には、相場よりも安く販売されている個体があります。販売価格が安いのには、それなりの理由があるため、安い理由を聞きましょう。割安である理由がわかれば、整備する内容や取り寄せる部品などが明確になります。車によっては、割安の中古車であっても、整備をすることで乗れる状態にまで復元することも可能です。つまり、「車両価格が割安の中古車は良くない中古車」ということではないと言えます。割安の中古外車は、安い理由を聞いて、納得できるのであれば、購入してもよいでしょう。


保障の有無を確認しておく


外車を購入するときは、新車・中古車を問わず、保障の有無を確認しましょう。保障の種類は、メーカー保障やディーラー保障、販売店独自の保障などさまざまです。ほとんどの場合は、各販売店で保障を用意しているため、内容をしっかりと確認したうえで選びましょう。保障を利用すれば、万が一の時に大きな出費をせずに済み、安心して中古外車に乗り続けられます。


構造が複雑な外車は避ける


外車の中には、複雑な構造を持つ車があります。特に近年の電子制御は、構造が非常に複雑なうえに、統合制御されているため、ちょっとしたトラブルや部品交換で車が始動できなくなる場合もあるのです。


一方、構造が簡素な外車は、年式が少し古いモデルです。また、現在でも現役で走り続けている旧車やクラシックカーは、構造が複雑ではありません。整備もしやすく、一定の知識があれば、自宅のガレージなどでも整備ができてしまうほどです。


車の構造が複雑になるほど、自分での整備や対処ができなくなり、多額の修理費用がかかってしまいます。構造が複雑な中古外車を購入するときは、購入後のメンテナンスや修理のことまで検討する必要があるでしょう。


外車を売却するときのポイント



外車の売却でよく聞くのは「買うとき高かったのに、売るときに安い」という言葉です。現在、乗り換えを検討していて、乗っている外車を少しでも高く売りたいと考えているのであれば、外車売却のポイントを押さえて高額売却し、次に乗る外車の候補を増やしましょう。


また、何らかのトラブルや不具合で修理が必要となり、修理費用が売却金額よりも高額になる場合、売却も視野に入れることをおすすめします。車の売却をした資金を元手に新しい車に乗り換えた方が、多額の修理費に悩まされることが少なくなるでしょう。


ここからは、外車を売却するときのポイントを解説します。


外車専門の買取店を選ぶ


外車を売却するときは、外車専門の買取店を選びましょう。外車専門の買取店であれば、外車の性能やポテンシャルを正しく評価できます。外車は、高性能なエンジンや頑丈なボディを採用されている傾向があります。外車の潜在的な性能を適正に評価できるのは、外車を専門に取り扱っている外車専門買取店ならではです。
ただし、メーカーや車種を限定した専門買取店もあるため、現在乗っている外車のメーカー・車種・ジャンルなどに合わせた買取店を選ぶ必要があります。


買取相場を確認する


外車の買取相場は、車種やグレードによって異なります。所有している外車のメーカー・車種・グレードに応じた買取相場を事前にチェックし、安く買い叩かれないように注意してください。


買取相場は、インターネットで検索する方法と、買取店に直接問い合わせる方法の2パターンがあります。より正確な買取相場を知りたいのであれば、外車専門の買取店に直接問い合わせる方がよいでしょう。


JPUCに加盟している業者を選ぶ


JPUCは、2014年に設立された一般社団法人日本自動車購入協会(英語名:Japan Purchase UsedCar Association、略称:JPUC/ジェイパック)で、自動車買取事業者・車査定申し込み媒体運営事業者・一般社団法人日本中古自動車販売協会連合会・一般社団法人日本自動車流通研究所・という関連団体で構成されています。


目的は、自動車買取業界の健全化を進め、一般消費者への安全・安心なサービスの提供を実現することです。また、不当な勧誘の防止、一般消費者による自主的かつ合理的な選択、一般消費者が安心・安全に契約できる環境の提供を進めています。


ユーザーのことを第一に考えたJPUCに加盟している買取業者であれば、安心して取引できるでしょう。


二重査定の防止を徹底している業者を選ぶ


車を売却するときは、「二重査定」の防止をしている買取業者を選びましょう。車の買取でよくある「二重査定」とは、買取した車を業者が引き上げた後に、買取額の減額をすることです。


近年では、二重査定によるトラブルは減少傾向にあるものの、いまだに二重査定のトラブルが多くあります。二重査定は、買取業者側の査定ミスが原因です。つまり、買取業者を利用したユーザーに責任はありません。二重査定による減額を求めてくる買取業者とは取引しないことをおすすめします。


万が一、二重査定のトラブルに巻き込まれたら、先述したJPUCが運営する「車売却消費者相談室」に連絡しましょう。


仕様・装備まで評価できる業者を選ぶ


外車を売却するときは、各車種の仕様・装備まで評価できる業者を選びましょう。車の使用環境・コンディション・仕様・装備は、それぞれの個体で違います。個体ごとの違いをしっかりと評価できる買取業者であれば、それぞれの個性を見極めた評価額を提示してくれるため、高額で売却できるでしょう。


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外車を高く売りたいなら外車王がおすすめ


外車を高く売りたいのであれば、外車の買取を専門にしている外車王がおすすめです。外車王であれば、多くの外車を査定してきた経験と実績があります。また、年間15,000件以上の査定実績を誇り、圧倒的なデータ量を保有しているため、正確かつ高額な買取を実現できるのです。外車王が外車を高く買取できる理由を解説します。


仕様・装備まで評価できる


外車王は、仕様・装備まで細かく評価し、査定額に反映することが可能です。外車は、同じ車種であっても、グレードにより搭載されているエンジンの出力が異なる場合や、サスペンションのチューニングが違うことがあります。外車王は、それぞれの車種・グレードの仕様や装備を適正に評価するため、各モデルに合った買取額を提示できるのです。


査定件数は年間15,000件以上


外車王の年間査定件数は15,000件以上、1日あたりに換算すると40件以上の査定をしています。外車王は、毎日多くの外車を査定しているため、外車の特徴や性能を正しく見極めることが可能です。また、蓄積した膨大なデータを基に正確な買取額を提示することができます。


即日買取が可能


無料の出張査定をしている外車王は、即日買取が可能です。自宅または指定の場所まで査定員が向かい、その場で査定を行います。また、出張査定の時に買取額を提示し、金額に納得できれば、即日売却手続きを進めることが可能です。また、売却の有無に関わらず、出張費用を請求することがないため、安心して気軽に査定の申し込みできます。


JPUCに加盟


外車王は、先述した買取業界の自主規制団体であるJPUCに加盟しているため、安全な取引をすることができます。万が一、トラブルが発生したときは、JPUCの「車売却消費者相談室」に相談できるため安心です。


二重査定一切なし


外車王は、車買取のトラブルに多い「二重査定」が一切ありません。査定では、専門スタッフが丁寧に時間をかけて車をチェックするため、買取額に自信があります。よって、契約後の減額が一切ないのです。また、契約後の不当なキャンセル料の請求もないため安心できます。


中古外車は購入後のことを踏まえて慎重に選ぼう


今回は、外車の特徴や注意点、中古車を購入するときのポイント、さらに、売却について解説してきました。中古の外車は、外車ならではの注意点や購入後のサポートまで含めて、販売店や中古車を選ぶ必要があります。この記事で説明してきた注意点やポイントを踏まえて慎重に中古外車を選び、後悔しないようにしましょう。


[ライター/外車王SOKEN編集部]

外車王SOKENは輸入車買取20年以上の外車王が運営しています

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輸入車に特化して20年以上のノウハウがあり、輸入車の年間査定申込数20,000件以上と実績も豊富で、多くの輸入車オーナーに選ばれています!最短当日、無料で専門スタッフが出張査定にお伺いします。ご契約後の買取額の減額や不当なキャンセル料を請求する二重査定は一切ありません。