2021年07月19日

車の維持費は最低でも年間約12万円以上!維持費の内訳と安く抑える方法を解説

車を所有していると維持費がかかります。車の維持費には、税金や保険などがあり、年間12万円以上もかかるのです。この維持費を安くする方法はあるのでしょうか。ここでは、車の維持費の内訳を解説するとともに、維持費を抑える方法を解説します。

 



車の維持費の平均


車を所有すると維持に費用がかかります。車の維持費は、年間12万円以上、月々に換算すると1万円以上かかるのです。ここでは、普通自動車と軽自動車の平均的な維持費を解説します。なお、ここでの試算は2021年6月19日時点のもので、車検代や部品代などの点検・整備費用を含めない金額です。そのため、保有しているだけでかかる最低限の維持費の参考数値となります。


普通自動車


普通自動車の維持費は、エンジンの排気量や車両重量など、車そのもののスペックで変わります。ここで試算している維持費は、エンジン排気量1.5リッター、車両重量1.5トン未満、ガソリン1リッターあたりの燃費20.0km/L、年間走行距離1万km、ガソリン単価150円/Lとした場合です。


【普通自動車年間維持費試算】




次は、軽自動車の年間維持費について見てみましょう。


軽自動車


軽自動車の維持費は、ボディタイプやエンジンの種類(ターボまたは自然吸気)などで変わります。ここで算出している維持費は、ガソリン1リッターあたりの燃費20.0km/L、年間走行距離1万km、ガソリン単価150円/Lでの試算です。


【軽自動車年間維持費試算】



走行距離やガソリン単価によっても金額は変動しますが、車を購入すると、この程度の維持費がかかることを想定しておきましょう。


車の維持費の内訳と目安金額


車の維持費は、税金、保険、ガソリン代など多くあります。ここでは、車にかかる維持費の内訳を解説します。


税金


車の税金は、4月1日時点の所有者または使用者にかかる「自動車税」と、車検のタイミングで車検有効期限分をまとめて支払う「自動車重量税」があります。


普通車の自動車税は、エンジン排気量や初年度登録年月によって異なり、25,000円から111,000円の税額です。エンジンの排気量が大きくなるほど税額が高くなります。多く流通しているエンジン排気量1500ccのコンパクトカーの場合の自動車税は30,500円です。


一方、軽自動車はエンジン排気量が軽自動車の規格で決まっているため一律10,800円です。ただし、平成27年3月31日までに最初の新規検査を受けた場合は旧税額の7,200円となります。


自動車重量税は、車の重量に応じて税額が変わる税金です。普通車の場合は、0.5トンごとに4,100円、初年度登録年月から13年が経過すると0.5トンごとに5,700円、18年が経過すると0.5トンごとに6,300円になります。一般的な乗用コンパクトカーは、車両重量が1.5トン程度であることが多いです。そのため、自動車重量税は1年間で12,300円となります。


一方、軽自動車の重量税は、税額が一律です。継続検査時の2年間の重量税は6,600円、1年間で3,300円となります。


保険


車の保険には、全ての自動車が加入しなければならない「自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)」と任意保険の「自動車保険」があります。


自賠責保険は、法律により保険料が決まるため、どの車種であっても金額が同じです。自賠責保険の保険料は、普通車が2年で20,010円(2021年6月時点)、軽自動車が2年で19,730円(2021年6月時点)となっています。


自動車保険は、車種、プラン、運転者の条件などによって保険料が大幅に変わるため、一概に目安を算出することができません。加入する年齢や等級などの条件を限定した場合、年間2万円~3万円程度の保険料で済むこともありますが、条件を限定しない場合には年間10万円以上になるケースもあります。


金利


車をローンで購入した場合、金利を支払わなければなりません。金利は、契約するローン会社、元金、返済期間によって異なりますが、年金利数%がほとんどです。


駐車場代


自宅に車を保管するスペースがない場合、駐車場を借りる必要があります。駐車場代は、地域や駐車方法(機械式立体駐車場や平置き駐車場など)によって異なりますが、毎月数万円程度かかることが多いでしょう。


ガソリン代


ガソリン代は、車の燃費や年間走行距離などによって異なります。年間走行距離が1万km程度の場合、1年間で10万円前後になることがほとんどです。ただし、ガソリン単価は変動するため、給油するタイミングによってガソリン代が変わります。


車検費


車検は、乗用車を新車で購入した場合、初回が3年後、以降2年ごと受けなければならない検査です。中古乗用車を購入した場合、2年ごとに受けなければなりません。車検にかかる費用は、車種や使用環境および状況などによって異なりますが、おおむね10万円程度であることがほとんどです。ただし、交換する部品や修理箇所が多くなると、車検費用が高額になります。


メンテナンス費


メンテナンスには、走行距離や使用状況に応じて行うオイル交換やタイヤローテーション、消耗品交換などがあります。車の使い方次第でメンテナンスにかかる費用は異なりますが、年間2万円前後(オイル交換5,000円を2回、その他消耗品1万円の場合)になることがほとんどです。また、メンテナンス費の中でも大きな出費となるのがタイヤ交換で、4本のタイヤを交換すると4万円~12万円ほどかかります。


車の維持費を抑える方法



車の維持費が高すぎると感じたときは、保険の内容を見直したり、燃費がよい車に乗り換えたりすると、出費を抑えられます。ここからは、車の維持費を抑える方法を解説します。


減税制度を利用する


環境性能に優れた車は、減税や免税などの減税制度が適応されます。減税されるのは、自動車税と重量税の2つです。自動車税は、燃費基準の達成率によって50%~75%減税されます。重量税は、環境性能に優れていれば免税になることもあります。


任意保険の内容を見直す


任意保険は、補償内容の見直したり、運転者・年齢の条件を付けたりすると、保険料を安くできます。定期的に任意保険の内容を見直しをして、今の自分に合った最適なプランを選びましょう。


燃費の良い車を選ぶ


燃費が良い車は、ガソリン代の節約に繋がります。年間走行距離1万kmのユーザーが、10km/Lのガソリン車から20km/Lの低燃費車またはハイブリッドカーに乗り換えた場合、1年間のガソリン代が15万円(ガソリン1Lあたり150円での試算)も変わります。燃費が良い車を選ぶのも維持費を抑える方法といえるでしょう。


維持費の安い車種の例


維持費が安い車にはどのような車種があるのでしょうか。車の維持費を抑えるためには、エンジン排気量、車両重量、燃費に着目すると良いでしょう。


エンジン排気量は660ccまたは1000cc~1500ccのモデルであれば自動車税を抑えられるでしょう。車両重量は1.5トンまでの車の方が車検時の法定費用を抑えられます。燃費は運転する環境やペダル操作で異なりますが、カタログ燃費20.0km/L以上のモデルを選ぶことをおすすめします。


これらの条件に当てはまる車種は、軽自動車とコンパクトカーです。具体的な車種には、トヨタ ヤリス、ホンダ フィット、日産 ノート、マツダ MAZDA2、ダイハツ ミライース、スズキ アルトなどがあります。また、これら車種の年間維持費は、前述の表の通りとなりますので、参考にしてみてください。

外車王編集部

執筆者: 外車王編集部


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