2021年06月22日

車の色ごとの特徴とは。リセールバリューが期待できるボデイカラーについても紹介

車選びとボデイカラーは切っても切れない関係です。最近では、定番の白・黒・シルバーの他に、赤・黄などの原色やパステルカラーもよく見かけるようになりました。 ここでは、車選びに役立つ車の色の特徴を解説します。また、リセールバリューが期待できるボディ色についても紹介します。


車の色ごとの特徴


車には様々なボデイカラーが存在しますが、大きく10種類に分類できます。


ここでは、それぞれのボディカラーの特徴とおすすめのユーザーについて紹介します。



黒は定番中の定番のカラーだと言えるでしょう。黒は、車をスタイリッシュに見せるため、見た目の印象を重視する人におすすめです。ただし、細かい傷が目立ちやすいというデメリットがあります。また、黒には太陽光を吸収する性質があるため、車種によっては夏場などにエアコンが効きが悪くなります。



白は黒と同じく定番カラーです。ほとんどの車種にはホワイトパールが設定されており、純粋な白が設定されるのは商用車などの一部の車種に限られます。ホワイトパールは、マイカ微粉末を配合した塗料で、さりげない高級感を演出します。


一方、水垢が目立ちやすく、年数が経過すると黄ばみが目立つデメリットもあります。さらにオプションカラー扱いになることが多く、新車購入の場合は車両価格が3万円程度高くなることにも注意が必要です。


グレー・シルバー


グレー・シルバーは白・黒に次いで人気のある定番のボディカラーです。汚れや洗車傷が目立ちにくいため、あまり手入れができない方におすすめです。



青は欧州車のシンプルで飽きのこないデザインにマッチするため、外車好きな方におすすめです。また、数ある車の色の中で、白・黒・シルバーの次ぐ人気を誇ります。さらに、濃色にもかかわらず小傷などが目立ちにくく、手入れも比較的簡単というメリットもあります。ただし、早く飽きやすいという声もあるため、選ぶときは慎重に検討しましょう。



赤は、スポーツカーの定番カラーですが、近年では青や黄、黒なども人気です。また、女性のドライバーは赤を好む傾向があります。赤の特徴は、紫外線の影響を受けやすく、色あせしやすいことです。ボディコーティングの施工、屋根付きの駐車場の確保など、紫外線から車のボディを守るための工夫が必要です。



紫は個性が強く、飽きづらい傾向があります。軽自動車のハイトワゴンや5ナンバーのミニバンと相性がよい色です。人と違う個性的な車の色を選びたい方におすすめです。



黄は赤と同様にスポーツカーの定番カラーでしたが、近年はコンパクトカーやコンパクトSUVでも多く採用されています。赤に次いで紫外線による色あせが起こりやすいため、紫外線からボディを守る工夫が必要です。


ベージュ


ベージュは、車の色の中では珍しい部類に入りますが、車がふんわりと柔らかい印象になることから、丸みのある軽自動車やクラシカルなデザインのSUVに多く採用されています。そのため、かわいらしい軽自動車に乗りたい人や旧車が好きな方におすすめです。


ブラウン・ゴールド


ブラウンは、個性が強いボデイカラーにもかかわらず人気が高く、一時期コンパクトカーや軽自動車を中心に流行しました。また、レトロな雰囲気になるため、昔の車のような印象を与えたい方におすすめの色です。


ゴールドは、シャンパンゴールドと呼ばれる薄い金色が人気で、シルバーと同様に汚れや洗車傷が目立ちにくいという特徴があります。個性的な色のため、手入れがあまりできないが独自性の強い車に乗りたいという方におすすめです。


パステルカラー


パステルカラーとは、赤・青・黄のような原色ではなく、パステルに使われるような中間色のことをいいます。今現在は軽自動車やコンパクトカーに多く採用されていますが、薄いピンクやミントグリーンが多いことから、柔らかい雰囲気の車に乗りたい人におすすめです。ただし、ミニバンやセダンに設定されることがほとんどなく、ベージュと同様に選べる車種が限られています。


高いリセールバリューが期待できる車の色



車を売却する際に車の色によって大きく査定額が変わることがあります。


ここでは、リセールバリューが期待できる人気のボデイカラーを紹介します。


白・黒・シルバー


高いリセールバリューが期待できるボデイカラーは、一般的に白・黒・シルバーといわれています。特に白・黒は車種・ボディタイプに関係なく人気が高く、SUVなどでは査定額が10万円以上上がることもあります。また、シルバーはセダンのボデイカラーとして人気が高く、白・黒ほどではないにしろ査定額のアップが期待できます。逆に、原色系の青・赤・黄は、どちらかというと不人気色の部類に入り、SUVやミニバンなどでは査定額が10万円以上下がることも珍しくありません。


つまり、同じ車種にもかかわらず、色の違いだけで20万円以上差がつくケースもあるのです。もちろん、スポーツカーでは赤・黄が人気など、一概にはいえない部分もありますが、車の購入の際に必ず押さえておきたいポイントといえるでしょう。


パステルカラー


パステルカラーは、軽自動車でリセールバリューが期待できます。軽自動車は女性が乗る割合が多いため、パステルカラーが人気のボデイカラーになっています。そのため、普通なら査定額が下がるボデイカラーであっても、逆にプラス査定になることがあります。また、可愛らしいデザインの車には、軽自動車に限らず同じような傾向が見て取れます。

外車王編集部

執筆者: 外車王編集部


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