アストンマーティンは、イギリスの伝統あるスポースカー・ブランド。007のボンドカーに選ばれること多数、「紳士の乗るスポーツカー」を少量生産し続ける稀有なブランドです。V12ヴァンキッシュは、そのアストンマーティンのフラッグシップモデルとして2001年にデビュー。第1世代は2007年に一旦生産終了、2012年に第2世代の生産を開始して、2018年現在も生産が続けられています。自然吸気の大排気量V12エンジンをフロントに置き、後輪を駆動する、トラディショナルなスタイルのスポーツカーです。

アストンマーティンの
買取相場一覧

年間生産数は現在でもわずか5,000台前後のアストンマーティン。日本に入ってきている数もそれほど多くはありません。また、新車の車両本体価格はどの世代でも2,000万円〜3,000万円で、多くの人にとっては憧れの存在といえるでしょう。日本の中古車市場における2018年10月現在の流通量は10台前後。全国的に見てかなりの希少車といっても過言ではありません。買取相場は480万円から1,250万円といったところで推移しています。

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アストンマーティン・V12ヴァンキッシュは、世の中の流れがダウンサイジングターボ1色に染まっていく中、自然吸気の大排気量V12エンジンを搭載し続けています。次期モデルにもこのエンジンが受け継がれるかどうかは、メーカーからは今のところ何の発表もありません。このエンジンの魅力は、いつまで公道で味わうことができるのでしょうか。また、このエンジンに負けない優れた足回りのおかげで、乗り心地と軽快な運動性を高次元で両立させています。

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