更新2021.04.23
アウディのTTの維持費はどれくらい?維持費の内訳と抑える方法まで解説
外車王SOKEN編集部
アウディのTTは、維持費がどれくらいかかるのでしょうか。アウディ TTは、スポーツカーとして人気がとても高く、スポーティーさ溢れるデザインや走りが魅力的です。限定モデルも登場するくらい人気が高いアウディTTの魅力と、アウディ TTを所有するためにかかる費用などについてご紹介します。
アウディTTとは
アウディ TTは、走行性能を追及して作られたデザイン性の高いスポーツカーです。ピュアスポーツというアイデンティティを受け継いだアウディ TTは、魅力溢れるスポーツカーとして誕生しました。流麗なボディラインだけでなく、純粋なスポーツカーと言える走行性能の高さも魅力的で、胸躍るドライブを楽しむことができます。
アウディTTの種類
アウディ TTにはどのような種類があるのでしょうか。アウディで販売された4種類のモデルをご紹介いたします。
Audi TT Coupé
Audi TT Coupéは、伝統の先進デザインが起用されたクーペです。初代モデルの哲学を継承し、デザインや走行性能がより洗練され、存在感が増しました。走る楽しさや情熱を感じられるような素晴らしいクーペになっています。価格は、¥4,880,000です。
Audi TT Roadster
Audi TT Roadsterは、Audi TT Coupéのオープンカーモデルです。エッジの効いたデザインが特徴的です。専用のアルミ素材を用いたボディは補強されているため、安定感の高い走りを楽しむことができます。価格は、¥6,100,000です。
Audi TT Roadster final edition
Audi TT Roadster final editionは、50台のみ販売された自動車です。TT Roadsterの生産終了モデルで、限定20台のみ販売された「TT 20 years」と共通のアイテムを使っています。また、この車種だけの特別装備が採用されています。販売価格は、¥7,290,000です。
Audi TTS Coupé
Audi TTS Coupéは、コンパクトボディのスポーツカーです。丁度良いサイズ感のボディで、パワフルなエンジンが搭載しています。フロントバンパーを押し出すことで、インパクトが強いデザインになっています。スポーツカーらしいエクステリアを取り入れている点も人気が高い理由と言えるでしょう。価格は、¥8,140,000です。
アウディTTの歴史
アウディ TTの歴史を知ることで、アウディ TTをより魅力的に感じられるかもしれません。それでは、アウディ TTの歴史を詳しくみていきましょう。
初代
初代モデルは、1998年に誕生しました。シンプルなデザインにも関わらず、先進的なスタイリングを持っていたため、注目の的となりました。1998年は、スポーツカーへの注目がとても高い時代でした。シンプルな作りの中に見えるスタイリッシュさは魅力的で、初代モデルのコンセプトなどが現代でも引き継がれています。
2代目
2代目は、初代と比べて走行性能が高くなりました。アウディ A3と共通のプラットフォームが採用されています。アルミ素材を取り入れ、軽量化とボディバランスの改善、ボディ剛性が向上されました。リップスポイラーが、2代目のモデルになると、速度感応型のポップアップ式に変更され、空力性能も向上されました。
3代目
3代目は、革新技術が導入されました。「バーチャルコックピット」というデジタル液晶ディスプレイがメーターの位置に搭載されています。ナビゲーションシステムも搭載されており、運転しながら位置情報を簡単に確認できます。使い勝手もよく、その点においても革新的な進化を遂げたTTとなったと言えます。
アウディTTの維持費
アウディTTの維持費は、どれくらいかかるのでしょうか。メンテナンスなどを含めた費用、保険料などから維持費を考えていきましょう。
月々返済するローン
アウディ TTを購入した時に、発生するローンが維持費に含まれます。ローンは、アウディのディーラーで設定したプログラムがあり、定額でお支払いが可能になります。ローン返済を含めた維持費で予算を立てておきましょう。
税金
アウディ TTにだけ特別にかかる税金は存在しません。自動車の排気量・車重によって、税金が決まります。下記を参考にしてください。
(引用元:アウディ・TT・クーペの維持費のまとめ-車検代・税金・保険料など-)
ガソリン代
アウディは、ハイオクガソリンを入れる車種です。レギュラーガソリンモデルの車種と比べると高額になります。仮の条件として、年間10,000kmで走行し、ハイオク単価が160円だった場合は、96,385円~108,843円かかります。
自動車保険料
自賠責保険料は、新車登録3年後更新し、また更に2年後に更新していく必要があります。保険は入っておかないと、いざという時に、心身が大変な目に遭ってしまいます。
アウディTTの自動車保険料は下記のとおりです。
(引用元:アウディ・TT・クーペの維持費のまとめ-車検代・税金・保険料など-)
メンテナンス費用
メンテナンス作業には、オイル交換やタイヤ交換(夏冬用)などがあります。メンテナンスは、作業する場所や作業内容によって費用が異なります。
アウディはドイツ車のため、部品の交換や修理となった場合は本国からパーツを輸入する必要があり、国産車と比べてメンテナンス費用が高額になる傾向があります。
修理費用
修理費用は、修理する箇所や修理内容で異なります。アウディ TTでは、タイミングベルトが弱く定期的に交換する必要があります。タイミングベルトの交換費用は修理工場によって異なりますが、63,000円前後はかかるでしょう。
車検費用
車検費用は、車検を受ける場所で異なりますが、10万円以上は用意しておきましょう。
(引用元:正規店?整備工場?アウディユーザーの失敗しない車検選び))
法定費用、基本費用を合わせた費用がかかります。また、部品交換などが車検の際に生じた場合、合わせた金額を支払う必要がです。基本費用については、ディーラーでの依頼、整備工場での依頼によって異なります。そのため、最低でも、10万円以上用意しておきましょう。
アウディTTの維持費を抑える方法
アウディ TTの維持費を抑える方法はあるのでしょうか。アウディ TTを所有した時に使える維持費を抑える方法をご紹介いたします。
ディーラーのサポートプログラムを利用する
ディーラーのサポートプログラムは、アウディTTの点検整備や修理対応の保証を受けられるサービスです。「Audi Warranty」は、3年間の長期保証プログラムで、定期的に点検整備を無料で受けられます。
アウディ正規ディーラー指定のサービス工場で無料修理も受けられるため、故障が不安な方におすすめです。主に、「一般保証」、「塗装の保証」、「錆穴の保証」、「純正パーツの保証」の保証を受けられます。
また、「Audi CarLife Plus.」では、有償で5年の継続保証がつけられます。
定期的にメンテナンスをする
定期的にメンテナンスをすることで、維持費を安く抑えることができます。定期的なメンテナンスは、アウディ TTの故障を防ぐために欠かせません。故障すると、部品交換や修理費などで、費用がかさみます。
少しでも異常が起きたらすぐに点検に出す
少しでも異常が出たらすぐに点検に出しましょう。気になることがあった時も、相談しましょう。「いつもと何かが違う気がする」と感じた時は、すぐに点検に出すことが大事です。点検に出し、調子を見てもらうとより長い間アウディ TTに乗り続けられます。
アウディTTの購入と維持に必要な年収
車を所有するには、車体価格の2倍の年収が必要だといわれています。
アウディ TTクーペに例えると、購入だけで4,690,000円~7,680,000円かかります。さらに、自動車取得税も必要です。
これを踏まえると、アウディTTクーペの所有に必要な年収は、9,380,000円~15,360,000円程度です。(引用元:アウディのオーナーになるには年収はどれだけ必要か計算してみた!)
アウディTTの購入は維持費を踏まえて慎重に検討しましょう
アウディ TTを購入する時は、維持費も踏まえたうえで慎重に検討することが大切です。アウディTTに乗ることが夢だとしても、無理に購入することはおすすめできません。無理に購入しても結局は維持が難しくなるでしょう。維持費や車体価格を踏まえ、無理なく購入できるようになったら購入を検討してください。
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