V70は850の後継車として1996年に登場し、長くボルボの中心的なモデルとして愛されていました。初代は昔のボルボらしい角ばったスタイリングをしており、2代目と最終型の3代目は新世代のボルボらしい流線型のデザインです。買取相場としては全体的に極端に高いといったことはなく、古くなるほど下がっていきます。「Rデザイン」の人気が高かったV70ですが、市場に多いのは「T4 クラシック」や「T5 クラシック」といった中間のグレードです。市場規模は極端に大きいわけではありませんが、買取相場の幅は広めです。しかし、ボルボの中心的なモデルであったことからも一定数の評価はあり、今後もしばらくの間は現状の買取相場が持続されると考えられます。