ボルボ760とは1982年から1990年まで製造販売されていた上級セダンです。販売当時は快適性と優れたパフォーマンスを併せ持つ高級車でした。曲線の少ないデザイン、四角形をモチーフとしてボルボらしさが溢れる外観。ボックス形状であるため車内空間は広く、快適に移動できる室内を実現。当時としては燃費も良く長い足を持つのも特徴のひとつでした。上級モデルというだけあって安全性も当時としては最高峰。競合車よりも安全性能は進んでいました。発表当初はV6エンジンを搭載。ボルボの車名の真ん中の数字「6」はエンジンの気筒数を示していましたが、後に4気筒ターボエンジンが追加されました。1987年には大幅改良が行われ、多くの変更が実施されました。デザインの改良はもちろん、中身の改良まで施し別の車になったのではないかと感じるほどの変化をしました。