2021年06月16日

車は所有した方がいいの?必要性や所有するメリット・デメリットについて

車を所有するべきか、シェアするべきか、考え方は人それぞれです。車を持つべきかどうかというのは、環境や場所によって変わります。ここでは、車の所有についてのメリットやデメリット、どのような環境や場所の人は車を所有した方が良いのかについて解説します。

 



車を持つことのメリット


車を持つことのメリットとは何なのでしょうか。ここでは、車を所有した方が良い理由を解説します。車を持つ必要がないと考えている方も読んでみてください。


行動範囲が広がる


車を所有することで、行動範囲が広がります。公共交通機関が発達している場所から郊外に行くと、車なしでは不便に感じることが多いでしょう。また、車があれば自宅や駐車場から、目的地まで直接アクセスできます。公共交通機関では辿り着けない場所にまで行くことができるのは、車だからこそと言えるでしょう。


緊急時の移動手段になる


車は、緊急時に時間や場所を問わず役立つ移動手段です。例えば、深夜に病院などに行かなければならない時などに役立ちます。加えて、新型コロナウイルス感染症の予防対策として、公共交通機関を避けて移動したい場合にも有効な手段でしょう。車を用意する手段として、レンタカーやカーシェアもあります。しかし、レンタカーやカーシェアは、事前予約をする必要があるだけでなく、利用時間という制限もあります。自分で車を所有していれば、予約や利用時間に制約されることなくいつでも移動が可能です。


小さな子供やお年寄りの移動が楽になる


車は、小さな子供やお年寄りがいる家族が移動する時にも役立ちます。小さな子供が車に乗るときはチャイルドシートが必要ですが、自分が保有している車であれば、毎回チャイルドシートを脱着する必要がありません。また、子供の体調が急に悪くなったときも、時間を問わず安全に病院へ向かうことも可能です。お年寄りがいる家庭では、病院の通院や施設への送迎などに役立ちます。


荷物を気にせず移動できる


車があれば、荷物の量や大きさを気にすることが減ります。車があれば、ショッピングモールでまとめ買いをした際や、スキーやゴルフ用品などを運ぶ際も、車のトランクの容量分まで積載が可能です。車種によっては引っ越し荷物を運ぶこともできるでしょう。



車を持つことのデメリット


車を所有するということは、車両本体代や税金などの維持費が多くかかります。ここからは、車を所有することのデメリットの解説です。


維持費がかかる


車を所有すると維持費がかかります。維持費には、自動車税や重量税などの税金、ガソリン代、駐車場代、点検・整備代などがあります。


維持費の目安は、エンジン排気量1.5リッター、車両重量1,500kg未満の場合、自動車税が1年34,500円、重量税が2年で24,600円です。つまり、税金だけでも1年で46,800円かかります。さらに、ガソリン代や点検・整備代が加算され、駐車場を借りている場合には、駐車場代が加算されます。最低でも1年10万円近くの維持費がかかるでしょう。


整備などの手間がかかる


車を所有する場合、一定期間ごとに点検や整備を受ける必要があります。具体的には、法定12ヶ月・24ヶ月点検や車検を受けなければなりません。また、点検や整備などのタイミングでは、消耗部品の交換をする場合もあるため、整備代金に加え、部品代もかかります。


車の必要性が高い人


家族が増える予定があるときや住んでいる場所などによっては、車が必須という場合があります。車の必要性が高いのは、どのようなケースなのでしょうか。


田舎に住んでいる


田舎に住んでいる場合には、車の必要性が高くなります。公共交通機関が限られている環境では、車がなければ日常生活が不便です。田舎では、通勤や買い物、送迎などに車を利用することが多く、生活必需品のひとつと言えるでしょう。


一方で、東京都内など電車網が充実している関東などでは、車を必要とするケースが少ないです。東京などの都会と言われる場所は、地価が高く駐車場代が高額になります。よって、車を所有するよりもシェアする方がコストを抑えられるため、効率がよいのです。


子供・お年寄りが家族にいる


子供やお年寄りがいる家庭は、車を所有する方が生活が便利になるでしょう。車を所有していれば、急な体調不良などにより、病院へ行かなければならないときや家族の送迎などのときに役立ちます。また、現在独身であっても、今後家族が増える予定があるというときは、車を所有している方が良いでしょう。


大きな荷物を持った移動が多い


子供の部活動や介護器具、家具や家電など、大きな荷物を移動させることが多い場合は、車を所有している方が利便性が高いです。大きな荷物を運ぶのは時間がかかることが多く、レンタカーやカーシェアの場合、利用時間をオーバーしてしまう可能性があります。ゆとりをもって大きな荷物の移動をするためにも、利用時間の制限がない自家用車の方が良いでしょう。


車を所有する以外の選択肢


車を買うか買わないか悩んでいるときは、カーリースやカーシェアリングを上手く利用してみるのも手段のひとつです。また、車の利用頻度が高くない場合には、使いたいときにだけ借りるレンタカーがよいでしょう。ここからは、「カーリース」「カーシェアリング」「レンタカー」の特徴を解説します。



カーリース


カーリースは、カーリース会社が所有する車を月額利用料の支払いにより長期間にわたり借り受けることです。リース費用の中に車検や税金などの費用が含まれているため、車を所有するときにネックとなる維持費を抑えられます。また、満期になったときに購入手続きをすれば、車を自分の所有物にすることも可能です。カーリースの契約内容は、プランごとに異なるため、自分に合った最適なものを選択しましょう。


カーシェアリング


カーシェアリングは、コインパーキングなどに配置されている短時間のレンタカーです。レンタカーが6時間や12時間単位でのレンタルであるのに対し、カーシェアリングは、1時間や2時間といった短時間での利用ができます。また、レンタカーよりもリーズナブルな価格設定であることも特徴です。


レンタカー


レンタカーは、6時間や12時間といった長時間にわたり車を借りられるサービスです。プランによっては、1泊2日や1週間の長期レンタルもできます。出張や地方滞在で一定期間にわたり車を借りたい場合にはレンタカーの利用を検討しても良いでしょう。

外車王編集部

執筆者: 外車王編集部


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