EQAは、ベンツのEVシリーズ第2弾として登場した、コンパクトSUVです。2021年に販売を開始したばかりの車種になるため、買取相場としては高く推移しています。グレードは「EQA250」のみと非常にシンプルな構成です。グレードの選択はできませんが、オプションは用意されています。他のシリーズでも定番となっている「AMGライン」や、大きめのサンルーフである「パノラミックスライディングルーフ」は買取価格が高くなるオプションです。AMGラインは専用の足回りを装備するため、電気自動車でも走りを楽しみたいユーザーには人気の高いオプションとなっています。ボディカラーはシンプルなものが多いため、カラー違いによる価格差はありません。まだまだ新しい車種であるため、買取相場は高い価格帯を推移していくでしょう。

メルセデス・ベンツの
買取相場一覧

EQAの新車価格は600万円台中盤ほどですが、中古になっても大きな違いはありません。走行距離が5千km未満の新古車にはなってきますが、価値としては新車と変わらない判断がされています。現在も販売が続いている車種になるため、相場が急激な高騰をしているわけではなく、納期遅れが買取相場に影響を与えています。もともと外車は国産車よりも納期が遅くなりますが、EQAの場合は、現状で納期1年以上という話もあり、外車の中でも遅い部類に入るでしょう。世界的な半導体不足が関係している可能性がありますが、どちらにしても新車を待てないユーザーが出てきています。中古車であれば、すでに日本に車両がある状態となるため、新車のように長い納期は発生しません。納期の関係からも中古車に流れるユーザーは増加しており、中古車の相場も自然と上昇しています。現状は新車価格を大きく上回るような価格帯にはなっていませんが、低走行車で状態も良ければ、新車から大きく下がらない価格での買取が期待できるでしょう。外車王でもEQAの需要に合わせて買取を強化中です。

メルセデス・ベンツの
買取相場一覧