ローバー800シリーズはイギリスの自動車メーカーであるローバーが1986年から1998年まで製造販売していた高級車です。提携していた本田技研工業たの共同開発で作られ搭載されているエンジンもホンダ製V6とローバー製直列4気筒の2種類がありました。基本的なプラットホームは姉妹車であるホンダのレジェンドと共通ですがエクステリアやインテリアはローバーオリジナル。特にインテリアはベージュを基調とした明るい内装になっており上級グレードにはレザーシートやウッドパネルなど上質な仕上げになっているのが特徴です。ローバー800シリーズはマイナーチェンジを重ねながら後継となるローバー75が販売される1998年まで製造されました。ボディタイプはセダン、5ドアハッチバック、クーペの3タイプが生産されました。