ローバーとホンダの技術提携によって生まれたローバーのコンパクトセダンが400シリーズです。200シリーズとの違いは3ボックスのセダンボディを持つことですが、他にステーションワゴンも設定され、「ツアラー」と呼ばれました。基本設計はホンダ・コンチェルトと共有していますが、フェンダーモールなどの加飾で日本では3ナンバー扱いとなっています。エンジンはホンダ製の1.6Lで、4速のATが組み合わされます。セダンと同様に内装も凝った造りになっていて、ウォールナットとレザーを英国的なセンスでまとめたものです。日本には1993年に上陸。セダンが1995年にモデルチェンジした後もツアラーは従来型が継続販売されました。