今は無きイギリスの自動車メーカー ローバーにより1993年にMGブランドの復活がなされ、RV8に続く第2弾として1995年に登場したのがMG Fです。コンパクト且つライトウェイトなオープンタイプの2シーターボディを採用し、普通乗用車のFF用エンジンを前後反転させてミッドシップに搭載。通常機構の「K1.8」またはVVCという可変バルブタイミング機構をもつ「K1.8VVC」の2種類の1.8L DOHCエンジンが用意されていました。「ハイドラガスユニット」といわれる、ガスとオイルを併用したサスペンションシステムが乗り心地の良さに貢献しています。