C30は2007年から2013年まで販売していた(本国での製造は2006年から2012年)コンパクトハッチバックです。かつてのボルボデザインに最近のトレンドとなるデザインを融合させたエクステリア。四角い面影はあるものの角は丸くなりルーフラインも直線から緩やかな弧を描くようになりました。フロントグリルは伝統のデザインを継承、リア回りは「480」など過去に販売されていた車の特徴を活かしています。安全装備はデュアルエアバッグ、ABS、横滑り防止装着、トラクションコントロールシステムなどが採用されています。衝突時の安全性も進化しています。日本に導入されたのは2種類のガソリンエンジンモデルのみでしたが、欧州ではプラグインハイブリッドモデル、欧州とアメリカで電気自動車モデルのリースも行っていました。様々なパワートレインを搭載することのできるフレキシブルな車です。V40の登場でC30の歴史は一世代で終了となりました。