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ドイツニュース

更新2022.08.16

ボルボ・カーズ、7月販売21.5%減、電動車ブランドも21.5%減少

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外車王SOKEN編集部

スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーズが3日発表した7月の世界販売は前年同月比21.5%減の4万4,664台にとどまり、13カ月連続のマイナスとなった。中国・上海のロックダウンに伴う供給制限が尾を引いており、7-9月期中は縮小傾向が続く見通し。1-7月期の販売は前年同期比23.2%減の33万5,965台だった。同社は、サプライチェーンの正常化に伴い生産状況は好転しており、今後数カ月で徐々に回復すると見込んでいる。通年の出荷台数については前年並み、または微減するとの見通しを示している。



電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)など充電可能な車種の専門ブランド「リチャージ」は、7月の世界販売の21.5%、欧州販売の39.9%を占めた。


7月の販売台数は中国(6.4%増、1万5,487台)を除くすべての市場でマイナスとなった。地域別にみると、主力の欧州が29.1%減の1万5,893台となったほか、米国も40.7%減の6,868台と大きく落ち込んだ。その他の地域(23.2%減、6,416台)も振るわなかった。


リチャージブランドの世界販売も21.5%減の4万4,664台に大きく後退した。地域別にみると、後退幅が最も大きいのは米国の57.8%減(961台)で、欧州(34.3%減、6,344台)、中国(26.7%減、815台)と続いた。その他の地域は0.1%増の1,476台だった。


リチャージの完全電気自動車(BEV)は25.9%の減少。欧州(12.2%減、994台)と米国(89.6%減、94台)は販売を大きく落とし、全体を押し下げた。一方、中国(800%増、342台)とその他の地域(139.1%増、153台)は3桁増を記録している。


7月の販売台数をモデル別にみると、「XC60」(1万6,261台)を筆頭に、「XC40」(1万640台)、「XC90」(7,764台)のSUV3モデルが好調を維持した。


[画像/VOLVO 提供元/FBC Business Consulting GmbH]

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