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更新2022.08.26

レンジローバーとランドローバーの違いとは。モデルの詳細や選び方を解説

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外車王SOKEN編集部

ランドローバーとレンジローバーには、どのような違いがあるのかご存じでしょうか。名前は似ていますが「ランドローバーは自動車メーカー」「レンジローバーは車種」という明確な違いがあります。つまり、自動車メーカーのランドローバーが作る車種のひとつがレンジローバーということです。今回は、ランドローバーとレンジローバーの違いや、バリエーションを増やしているレンジローバーのモデルを解説します。レンジローバーの購入を考えている方はぜひご覧ください。


レンジローバーとランドローバーの違い



レンジローバーとランドローバーには、どんな違いがあるのでしょうか。冒頭で簡単に紹介した通り、ランドローバーは、イギリスの自動車メーカーの名前です。レンジローバーは、ランドローバーが作る車の車種名にあたります。つまり「イギリスのランドローバー社が製造する車種のひとつがレンジローバー」です。


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ランドローバーとは


ランドローバーは、どのようなメーカーなのでしょうか。ここでは、ランドローバーの歴史や特徴、現在販売されているモデルについて解説します。


歴史


ランドローバーは、もともとはメーカーの名前ではなく、車種名でした。1948年に、ローバー社がオフロード用車両として発表した「ランドローバー シリーズI」がランドローバーの起源です。ランドローバーが「シリーズIII」まで進化した1978年に、ローバー社が「ランドローバー」として子会社化し、ランドローバーというメーカーが誕生しました。


以降ランドローバーは、1986年からローバー・グループに属し、1988年からブリティッシュ・エアロスペース、1994年からBMWと親会社が入れ替わったものの「ランドローバー」というブランドは消えることなく、存続し続けています。


2000年にBMWがローバー・グループを解体し、ランドローバーはフォードに売却されました。そして、2008年にフォードは世界的な不況の影響を受けて、ランドローバーをインドのタタ・モーターズに売却したのです。2020年現在、ランドローバーはタタ・モーターズの傘下で、ブランドを存続させて販売を続けています。


特徴


ランドローバーの特徴は、高い悪路走破性能と耐久性の高さです。頑丈なボディフレームと四輪駆動により、岩山や砂漠など、道なき道を走破できる実力を備えています。また、オフロード走行を前提とした設計により、メンテナンスを怠らなければ長期間にわたり保有できる耐久性があるのも特徴です。


モデル


ランドローバーのモデルには「ディフェンダー」(5,290,000円~)「ディスカバリー」(7,800,000円~)「ディスカバリースポーツ」(4,730,000円~)の3車種があります。


ランドローバーとレンジローバーの違いには、大きく言って価格帯と質感の2つがあります。ディスカバリースポーツと、レンジローバーの最も手が届きやすいモデルイヴォークの価格を比較してみましょう。ディスカバリースポーツは4,730,000円~であるのに対し、レンジローバーイヴォークは4,950,000円~であり、22万円もの差があります。


また、質感の点では、ランドローバーの中でも高級部門であるレンジローバーの方が、触り心地がよい良質かつ上質な素材を使用している傾向にあります。


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レンジローバーには4つの現行モデルがある



レンジローバーには、2020年12月の時点で4つの種類がラインナップされています。フラッグシップの「レンジローバー」、高い運動性能を持つ「レンジローバースポーツ」、エレガントなスポーティーモデルの「レンジローバーヴェラール」、コンパクトでスポーティーな「レンジローバーイヴォーク」の4車種です。ここからは、各車種の特徴を解説していきます。


レンジローバー


レンジローバーの高級部門のフラッグシップモデルが「レンジローバー」です。大きなボディサイズの中に上質な素材を使ったインテリアを備え、ゆとりある動力を持ち合わせたラグジュアリーSUVに仕上がっています。グレードは、ベースグレードの「レンジローバーヴォーグ」(14,930,000円~)と上級グレードの「オートバイオグラフィー」(17,900,000円~)です。また、それぞれにロングホイールベース仕様を用意しています。


レンジローバー スポーツ


高い運動性能を備えたレンジローバーが「レンジローバースポーツ」です。ボディサイズは、ランドローバー ディスカバリーとほぼ同じですが、車両本体価格に違いがあります。比較をしてみると「ディスカバリー」が7,800,000円~であるのに対してレンジローバースポーツが9,360,000円~と、156万円の差があるのです。また、内装の質感やデザインにも違いがあるため、好みや予算に応じて選択すると良いでしょう。


レンジローバー イヴォーク


レンジローバーのラインナップの中で最もコンパクトなモデルが「イヴォーク」です。クーペライクなフォルムと上質なインテリアを持つイヴォークの価格は、4,950,000円~となっています。ちなみに、ランドローバー ディスカバリースポーツが4,730,000円~となっており、エントリーグレードであっても価格に22万円の違いがあります。


レンジローバー ヴェラール


レンジローバーのラインナップの中で中間サイズに位置するモデルがヴェラールです。サイズとしては、レンジローバースポーツとレンジローバーイヴォークの中間に位置しており、面で構成されるエレガントなスタイルと、物理的なボタンを少なくしたシンプルなインテリアとなっています。価格は、7,870,000円~です。


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ランドローバーの車種の選び方


ランドローバーの車種の選び方は、さまざまな方法があります。ここでは、目的・価格・デザイン・性能の4つの観点からランドローバーの選び方を説明します。


目的から選ぶ


目的から選ぶ場合、乗車定員やシートアレンジなどの観点から選ぶと良いでしょう。例えば、多人数乗車をする予定がある場合、3列シートを備えるモデルを選ぶことをおすすめします。他にも、積載性を重視するのであれば、ラゲッジスペースの容量が広いモデルを選んだり、シートアレンジが豊富なモデルを選んだりしてもいいでしょう。


価格から選ぶ


ランドローバーやレンジローバーは、高額なモデルであるため、価格から選ぶことも視野に入れましょう。レンジローバーのラインナップで最も手が届きやすいイヴォークは4,950,000円~となっています。また、価格を抑えながらレンジローバーの持ち味を味わいたいのであれば、ディスカバリースポーツ(4,730,000円~)を選択するのも良いでしょう。


デザインから選ぶ


ランドローバーとレンジローバーのデザインは、コンセプトがほぼ同じであるため、似たような顔つきになっています。ただし、モデルによってそれぞれの個性があるため、よく見ると違いを見つけることが可能です。また、インテリアデザインは、ランドローバーとレンジローバーで違いがハッキリしています。ランドローバーは、物理的なスイッチやボタンがセンタークラスターに並ぶ機能的な造形です。一方、レンジローバーは、ラグジュアリーで先進的なデザインとしているため、物理的なボタンやスイッチを極力少なくしたスマートなインテリアとなっています。


性能から選ぶ


レンジローバーやランドローバーは、グレードによってエンジンの種類や装備に違いがあります。それぞれのグレードによって動力性能・安全性能やインフォテインメントシステムに違いがあるため、グレードの比較はしっかりと行いましょう。また、必ずしも上級グレードが優れているわけではないことも覚えておいてください。ベーシックなグレードを選択して必要なオプションを装着すれば、リーズナブルに購入できるケースもあります。自分がほしい性能や装備を明確にしておきましょう。


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豊富なラインナップのレンジローバーで自分に合った車選びをしましょう


ランドローバーの高級部門として登場したレンジローバーは、モデル数を拡大しています。ラインナップやグレードの数が多いことから、どのモデルやグレードが良いのか悩んでしまうこともあるでしょう。各モデルやグレードには、それぞれ良い点やマイナスな点もあるため、気になるモデルがあったら、ディーラーへ足を運び、実際に見て、触れて、乗ってみることをおすすめします。

ランドローバーを高く買い取ってもらうには

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