
よもやま話
更新2023.11.22
ジュークでどこまでも走ったその「顛末」について。
中込 健太郎
前回のブログではゴールデンウィーク中に拝借していたジュークについての所感をまとめました。その中で「顛末は後ほど」と申し上げましたが、 https://www.gaisha-oh.com/soken/nissan-juke-long-testdrive/ その顛末について今回は少し振り返りたいと思います。

今回もだいぶ乗りました。、距離もそうですし、今まで走ったことのない道をかなり走ることができました。じつはこのことが、今回お借りしたジュークアーバンセレクションの本質を如実に表している部分だと言えるのではないでしょうか。
拝借した直後に箱根で感じた「嫌な予感」
1500cc、そんな軽量な車でもないので、いくらCVTと組み合わせていても、さほどきびきびは走らないのです。しかし、そのゆったりとした挙動こそ、時間さえあれば長距離ドライブにはもってこいのキャラクターにもなるな、そう感じたのです。しかし、一度下り坂にに入ると、じつに機敏にコントロールできるのです。ひらりひらりとカーブを抜けるスラローム、ストレスはないですが、ともすると陥りがちな、長距離ドライブにおける宿命、マンネリと退屈からドライバーを解放してくれるのでした。
茅ヶ崎を出発し箱根を超え、東海道沿いにクルマを進めるも、いい具合にバイパスが整備されているので、明くる朝、名古
屋に到着。モーニングを食べながら少し原稿を書いてからアウトガレリアルーチェを見学。それから亀山の宿までクルマをさらに走らせました。

その翌日、亀山から堺まで名阪国道を走りますが、それこそ、ここの天理へ下りていく長くペースの早い下り坂は、実にこのクルマにあったコースであると言ってよいでしょう。瞬く間に、堺市泉北ニュータウンの高台にある、ドイコレクションを納めた堺市の倉庫に到着する訳です。
見学を終えると再び亀山へ。

その翌日は23号線を通り伊勢神宮をお参り。外宮内宮をお参りして一路長久手に。トヨタ博物館でスタートした、クラウン生誕60周年記念展が始まったトヨタ博物館に急行。閉館まで見学すると、何やら名古屋駅までの行き方に戸惑った、ポーランドからのカップルの旅人に遭遇。家路と逆ながら、名古屋駅まで送り届けることに。そこから一旦我が家を目指して帰路につく訳ですが、岡崎あたりを走行していたところで、
殿、ご乱心!(国道153号線で長野経由で帰って見ようか・・・)

殿とはいっても私のことでしたw
まったく遠回り、余分に走行することに抵抗がないばかりか、適度なサイズ、ストレスなく、カーブを抜ける旅に新鮮な気持ちになれるハンドリングは、一度も走ったこともない道に躊躇なく自らを向かわせる、そんな余裕を常に持たせてくれていました。結局は長野県に入るまでずっと豊田市な初走行の153号線から、高遠を抜けて茅野へ。翌朝は山梨のほったらかし温泉で朝風呂を入ってそのまま、お店の取材に行くという荒業にも、付き合ってくれるそういうクルマだと言うことを、このころ噛み締めながら運転しておりました。

そして二日ほど仕事をして、再び関西へ。
結局二往復目は有料道路は琵琶湖大橋を渡った際の通行料だけでした。
20号で塩尻へ。塩尻から木曽川沿いに19号を。それから171号線経由で神戸へ。そこのお宅にお邪魔したあとはそのまま帰路に。帰りはそのまま敦賀まで走り、日本海側を柏崎まで走って、そこから六日町へ出て17号線を上りながら帰ってきました。8号線は信号も少なく、距離は長めですが実に走りやすい道でした。ああいう道こそジュークアーバンセレクションは向いているなと思うのです。

ちょっと常識ではあり得ない。しかし、そのあり得ないルートを通ると、すばらしい景色や、面白い発見、美味しい幸などに巡り会えるもの。今回もそんな出会いがたくさんありました。
少し遠回りをして、果敢に走り、こういう出会いを大切にする。クルマでの旅の醍醐味ではないでしょうか。そういうことにおっくうにならず向き合えるこのクルマは、小さいけれどしかし、間違いなくグランツーリズモ。この国を巡るのにちょうどいい、そしてついつい足を伸ばしてしまう、そんなクルマでした。普段使いの駐車場での高さ制限をベース車よりもより多く対応する、155センチに納めたその都市生活適合性ばかりが注目されがちなこのジュークアーバンセレクション。隣町が増えるよう、このクルマなら遠出も比較的ラクかもしれない、そんな気にさせられたものです。街を飛び出してからが、実にこのクルマの妙味を味わえるところであり、ついつい数十キロ単位の寄り道をしてしまったというのが今回の連休中の、ジュークアーバンセレクションとの日々の「顛末」なのです。
(美しい木曽路にて)



(153号線を走っていたときにナビが案内したショートカットの道を走っていたとき。夜中にこれはすこし不安でした。)

(クラウン60周年展は7月まで開催、別途紹介予定。)

六甲山の裾野にて、素敵なバーベキューにお呼ばれしました。神戸を見下ろす風景と、爽やかな風が和みました。

(神戸からの帰り、気がつけば親不知)

(親不知、かもしれないが、私自身来るとは思わなかったものでww)

クルマって身軽さが手に入ってなんぼ。そういうところありますよね。

今回もだいぶ乗りました。、距離もそうですし、今まで走ったことのない道をかなり走ることができました。じつはこのことが、今回お借りしたジュークアーバンセレクションの本質を如実に表している部分だと言えるのではないでしょうか。
拝借した直後に箱根で感じた「嫌な予感」
1500cc、そんな軽量な車でもないので、いくらCVTと組み合わせていても、さほどきびきびは走らないのです。しかし、そのゆったりとした挙動こそ、時間さえあれば長距離ドライブにはもってこいのキャラクターにもなるな、そう感じたのです。しかし、一度下り坂にに入ると、じつに機敏にコントロールできるのです。ひらりひらりとカーブを抜けるスラローム、ストレスはないですが、ともすると陥りがちな、長距離ドライブにおける宿命、マンネリと退屈からドライバーを解放してくれるのでした。
茅ヶ崎を出発し箱根を超え、東海道沿いにクルマを進めるも、いい具合にバイパスが整備されているので、明くる朝、名古
屋に到着。モーニングを食べながら少し原稿を書いてからアウトガレリアルーチェを見学。それから亀山の宿までクルマをさらに走らせました。

その翌日、亀山から堺まで名阪国道を走りますが、それこそ、ここの天理へ下りていく長くペースの早い下り坂は、実にこのクルマにあったコースであると言ってよいでしょう。瞬く間に、堺市泉北ニュータウンの高台にある、ドイコレクションを納めた堺市の倉庫に到着する訳です。
見学を終えると再び亀山へ。

その翌日は23号線を通り伊勢神宮をお参り。外宮内宮をお参りして一路長久手に。トヨタ博物館でスタートした、クラウン生誕60周年記念展が始まったトヨタ博物館に急行。閉館まで見学すると、何やら名古屋駅までの行き方に戸惑った、ポーランドからのカップルの旅人に遭遇。家路と逆ながら、名古屋駅まで送り届けることに。そこから一旦我が家を目指して帰路につく訳ですが、岡崎あたりを走行していたところで、
殿、ご乱心!(国道153号線で長野経由で帰って見ようか・・・)

殿とはいっても私のことでしたw
まったく遠回り、余分に走行することに抵抗がないばかりか、適度なサイズ、ストレスなく、カーブを抜ける旅に新鮮な気持ちになれるハンドリングは、一度も走ったこともない道に躊躇なく自らを向かわせる、そんな余裕を常に持たせてくれていました。結局は長野県に入るまでずっと豊田市な初走行の153号線から、高遠を抜けて茅野へ。翌朝は山梨のほったらかし温泉で朝風呂を入ってそのまま、お店の取材に行くという荒業にも、付き合ってくれるそういうクルマだと言うことを、このころ噛み締めながら運転しておりました。

そして二日ほど仕事をして、再び関西へ。
結局二往復目は有料道路は琵琶湖大橋を渡った際の通行料だけでした。
20号で塩尻へ。塩尻から木曽川沿いに19号を。それから171号線経由で神戸へ。そこのお宅にお邪魔したあとはそのまま帰路に。帰りはそのまま敦賀まで走り、日本海側を柏崎まで走って、そこから六日町へ出て17号線を上りながら帰ってきました。8号線は信号も少なく、距離は長めですが実に走りやすい道でした。ああいう道こそジュークアーバンセレクションは向いているなと思うのです。

ちょっと常識ではあり得ない。しかし、そのあり得ないルートを通ると、すばらしい景色や、面白い発見、美味しい幸などに巡り会えるもの。今回もそんな出会いがたくさんありました。
少し遠回りをして、果敢に走り、こういう出会いを大切にする。クルマでの旅の醍醐味ではないでしょうか。そういうことにおっくうにならず向き合えるこのクルマは、小さいけれどしかし、間違いなくグランツーリズモ。この国を巡るのにちょうどいい、そしてついつい足を伸ばしてしまう、そんなクルマでした。普段使いの駐車場での高さ制限をベース車よりもより多く対応する、155センチに納めたその都市生活適合性ばかりが注目されがちなこのジュークアーバンセレクション。隣町が増えるよう、このクルマなら遠出も比較的ラクかもしれない、そんな気にさせられたものです。街を飛び出してからが、実にこのクルマの妙味を味わえるところであり、ついつい数十キロ単位の寄り道をしてしまったというのが今回の連休中の、ジュークアーバンセレクションとの日々の「顛末」なのです。
(美しい木曽路にて)



(153号線を走っていたときにナビが案内したショートカットの道を走っていたとき。夜中にこれはすこし不安でした。)

(クラウン60周年展は7月まで開催、別途紹介予定。)

六甲山の裾野にて、素敵なバーベキューにお呼ばれしました。神戸を見下ろす風景と、爽やかな風が和みました。

(神戸からの帰り、気がつけば親不知)

(親不知、かもしれないが、私自身来るとは思わなかったものでww)

クルマって身軽さが手に入ってなんぼ。そういうところありますよね。