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輸入車の選び方

更新2021.04.23

ミニ(MINI)のインテリアの特徴とは。人気の内装カスタムや方法についても解説

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外車王SOKEN編集部

ミニのインテリアは第1世代から一貫して1960年から続く「クラシックミニ」のインテリアをモチーフにしています。長い歴史を誇るミニのインテリアの中でも、特に第2世代まで受け継がれたセンターメーターはアイデンティティのひとつと言えるでしょう。

ここでは、ミニのインテリアの特徴について解説します。また、人気の内装カスタムや内装をカスタムする方法についても紹介しますので、参考にしてください。
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ミニ(MINI)のインテリアの特徴


ミニを語る上で外すことのできないのがダッシュボード周辺やシートなどのインテリアです。ミニは全てのデザインが過去と現在の融合がテーマになっており、特にインテリアはミニのアイデンティティを受け継ぐための重要な要素のひとつです。

ここでは、現在のミニのインテリアの特徴について、大きく4つに分けてご紹介します。


ダッシュボード周辺


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ミニのダッシュボード周辺の特徴は、1960年代のBMC時代のミニをモチーフにした大型のセンターメーターとつまみ状の操作レバーを上下に動かすトグルスイッチです。しかし、大型のセンターメーターは初代と2代目までは継承されたものの、インフォテイメントシステムの取付場所などの問題が発生したため、現在のミニでは8.8インチの丸形のディスプレイが主役になっています。

8.8インチのディスプレイは2020年のマイナーチェンジの際にアップデートされました。インフォテイメントシステムが収まるセンターサークルがスッキリとしたフラットな形状に変更され、スクリーン上部のハザードスイッチや下部にある1~6までの数字が書かれたボタンが置かれるという、家電の操作パネルのようなデザインに変更されました。


インテリアトリム


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ミニのインテリアトリムの特徴は、ダッシュボードやドアの内側を演出する「インテリアサーフェス」と、内装のイメージカラーの決め手となる「カラーライン」の組み合わせによって、内装を自分好みにイメージを変えられることです。2つのインテリアパネルは標準装備の他に、オプションで数種類のカラーバリエーションが用意されています。

インテリアサーフェスとは、エアコンの4つの吹き出し口の間にそれぞれ取り付けられるインテリアパネルです。ダッシュボードだけではなくドア側にも取付られるため、室内空間の演出に大きく影響します。

カラーラインとは、インテリアサーフェスの下に取付られるインテリアパネルですが、インテリアサーフェスと同様にドア側のアームにも備わります。カラーはレッドやグレー、ブラック、ブラウンなどが用意されます。インテリアの中では特に目立つ存在ですので選ぶカラーによって印象が大きく変わります。


シート周り


 現行の第3世代のミニのシートの特徴は、第2世代に比べて大型化したリアシートにより乗車定員が増えたことです。3ドアの後部座席は第2世代と同様に2人掛けとなるものの、第3世代のミニから追加された5ドアは、3ドアと比べて室内幅が約6cm広くなっており、後席は3人掛けとなります。ボディ全長も長くなっているため、足元のスペースが3ドアより4cm拡大されています。

次に特徴的なのは、分割可倒式リアシートです。ミニのリアシートは、3ドアと5ドアが6:4の分割で倒すことが出来るため、1席分を倒してラゲッジルームとつなげれば、ちょっとした長物を運ぶ際や、アウトドアの際に便利です。

さらに、クラブマンとクロスオーバーは4:2:4に分割可倒なスルーローディングシステム(クラブマンはオプション)を採用しているため、例えば室内にスキーやスノーボードの板を入れたまま4人での乗車が可能です。

レザーシートはミニのアイデンティティとも言える特徴です。現在クロスオーバーにはクロスレザレットシートと呼ばれる人工皮革のシートが限定車で採用されています。さらに、クラブマンには3つのカラーから選べるレザーシートがオプションで用意されています。

ミニはクーパーを筆頭にゴーカートのようなスポーツ走行をイメージされる方が多いかもしれませんが、現在のミニは利便性や高級感も備わっており、内装のシートだけを見ても非常におしゃれで幅広いニーズを持ったユーザーに喜ばれる内容になっています。


ラゲッジルーム


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現行のミニは、先代に比べて全てのグレードでラゲッジルームが拡大されています。例えば3ドアのラゲッジルームの容量は、先代よりも50Lも大きい211Lに拡大されました。さらに5ドアは単にドアの枚数が3ドアに比べて増えただけでなく、3ドアよりも67Lも大きい278Lのラゲッジルームになっています。

もちろん、ボディサイズが大きいクラブマンやクロスオーバーは、3ドア、5ドアよりも広いラゲッジルームを確保しています。具体的には、クラブマンが先代よりも100Lも大きい360Lの容量を誇り、クロスオーバーも同じく先代よりも100L大きく、450Lというミニとは思えないほどの大きな荷室を持っています。


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ミニ(MINI)で人気の内装カスタム部分


ミニの人気の内装カスタム部分と言えば、ステアリングやシートカバーが有名ですが、その他にもメーター、イルミネーション、小物などアレンジ可能な部分は多岐にわたります。したがって、購入したミニが万が一安っぽくてダサいと感じたしても、カスタムすることでいくらでも自分好みのインテリアに仕上げることが出来るのです。

ここでは、代表的な人気の内装カスタム部分を大きく4つに分けて解説します。


ステアリング・シートカバー


ミニのステアリングは純正・社外問わず数々の商品が発売されていますが、その代表と言えるのがジョンクーパーワークス純正ステアリングです。このステアリングの特徴は素材に人工皮革の高級素材と言われるアルカンターラが使われています。金額は12万円前後と割高ですが、一気にレーシーな雰囲気に変えることが可能です。

シートカバーについては、社外品の本革調シートカバーが数多く発売されていますので、シートカバーを変更するだけで内装を自分好みのカラーに変更することが出来ます。但し、取り付けには多少の専門知識が必要になりますので、注意が必要です。


メーター


メーターは過去に様々なパーツが発売されてきましたが、これからミニを購入するユーザーには、98,000円で選択可能なメーカーオプションのデジタルパッケージがお勧めです。

このオプションは最新ミニを象徴するアイテムと言える目玉商品になっており、左にタコメーター、中央の5インチ液晶ディスプレイに車速、右には燃料計が表示される液晶のマルチディスプレイメーターパネルです。さらにヘッドアップディスプレイがセットで取付され、ミニのこれまでのレトロ調な雰囲気とは一線を画した機能美にあふれる近未来的な内装を演出してくれます。特にレーシーな内装が似合う3ドアのクーパー、クーパーSにはお勧めです。


小物


ミニのカスタムの定番と言えるのが、いわゆるアクセサリーと言われる小物類です。小物はクラシックミニの時代から現在のミニに至るまで多くの商品が発売されており、ミニのアイデンティティのひとつと言えます。例えば、キーシリンダーやドアロックキャップなどのちょっとした小物から、ダストボックスやボックスティッシュカバーなどまでなんでもあります。

これらの小物をセンスよくチョイスすることで、その他のオプションが映えることは間違いありません。


ライト


ミニのライトをカスタマイズするなら23,000円で追加可能な純正のエキサイトメントパッケージがお勧めです。

エキサイトメントパッケージは、ダッシュボードの中央に備わる丸形のディスプレイの周囲をリング型のLEDライトに変更する装備ですが、エアコンの温度や風量を調整すると色が変化します。例えばエアコンの温度を上げるとレッド、下げるとブルーなど、楽しさと分かりやすさを兼ね備えたインテリアを彩るミニならではのオプションパーツです。

さらに、エキサイトメントパッケージには、ルームライト、ドアハンドル、収納ポケット、足元、アウタードアハンドルにLEDライトが取り付けられており、緑、赤、紫、ピンクなどのイルミネーションを楽しむことが出来ます。

但し、新車購入時に24,000円のライトパッケージとセットで取付するオプションパーツで、通常は後付け出来ない装備になりますので注意してください。


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ミニ(MINI)の内装をカスタムする方法


ミニの内装をカスタムする方法は、選ぶカスタムパーツや予算によって異なります。例えば、予算に余裕があってディーラーオプションで全て選べるのならば迷うことはありませんが、そうではないケースの方が多いでしょう。

ここでは、ディーラーもしくはカー用品店に依頼した場合のカスタムの方法について解説します。また、自分で行う方法についても簡単に紹介しますので、参考にしてください。


ディーラーに依頼する


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ミニのカスタムは、ディーラーに依頼するのが無難な選択かもしれません。

例えば、ステアリング交換ひとつ取っても単に取って付けるだけと考えている方も多いかもしれませんが、エアバッグが組み込まれているステアリングは取り外しにも注意すべきポイントが多く、正しく取り付けなければ思わぬ不具合や事故の原因にもなりかねません。インテリアパネルについても専用工具を使わずに交換作業を行うと、インテリアパネルの爪が割れてしまったり、最悪の場合はダッシュボードに傷を付けてしまうこともあり得ます。

ミニはいつの時代も、他メーカーでは例を見ないほどの豊富なディーラーオプションが用意されていますので、先ずはカタログを眺めることからはじめてみるのが良いかもしれません。


カー用品店に依頼する


ミニのカスタムをカー用品店に依頼する場合は、代表的な例として社外品のインテリアパネルや本革調のシートカバーが挙げられます。特に本革調シートカバーは純正品が発売されておらず、カー用品店ならではのカスタムパーツと言えます。

但し、輸入車を扱っている店舗が限られることと、工賃が15,000~30,000円かかることが想定されるため、購入の際は商品の値段だけでなく、事前に工賃や取り付けの可否を調べた上で依頼しましょう。


自分で行う


ミニは両面テープで貼るだけのような簡単に取付られるパーツも沢山発売されていますので、アマゾンや楽天などのネットショッピングで購入して自分で取付するのもひとつの方法と言えるでしょう。

また、本革調シートカバーについても、ネットショッピングの方がカー用品店よりもむしろ手に入りやすいかもしれません。時間はかかりますが、費用をなるべく抑えたい方は、自身で取付にチャレンジするのも良いかもしれません。


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ミニ(MINI)への乗り換えなら外車王で査定を


ここまで、ミニのインテリアと人気のカスタムについて紹介してきました。ミニの内装パーツには、12万円を超えるジョンクーパーワークス純正ステアリングなどもあり、決して安いものばかりではありません。

そのため、今乗っている車を売却して、ミニの購入を検討している人や、自分の好み通りのインテリアをカスタムしたい人は、いかに高額に売却できるかが重要になってきます。

お持ちの車を高額売却して、ミニのインテリアをさらに魅力的なものにしたいユーザーにお勧めしたいのが、輸入車専門買取の外車王です。外車王は全国出張買取はもちろんのこと、例えばローバーミニなどの年式の古い希少車を大変得意としています。さらに厳選された1社のみが自宅に伺いますので、じっくりと価格交渉を行うことが出来ます。

是非、希望額での買取が実現した際には、最新のオプションパーツを選びましょう。


オリジナルなミニ(MINI)で楽しいドライブライフを送りましょう


ここまで、ミニのインテリアについて紹介してきました。ミニのインテリアの魅力を理解することで、1960年代から続くミニの歴史に触れることが出来るかもしれません。

ミニの魅力のひとつである内装のカスタムは、豊富なバリエーションのカスタムパーツがあるがゆえに、決めきれないユーザーも多いでしょう。そんなときは、ここで紹介した純正のエキサイトメントパッケージやインテリアパネルなどの定番のカスタムパーツから選んでみてください。オリジナルなミニで楽しいドライブライフを送りましょう。

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