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更新2021.04.23

メルセデス・ベンツ車検の費用や特徴とは?

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外車王SOKEN編集部

メルセデス・ベンツの維持において、大きな負担となる車検は、どこで受ければ良いのでしょうか。今回は、メルセデス・ベンツの車検依頼先や車検費用についての解説です。どこに車検を依頼しようか悩んでいる方、車検費用を気にしている方、また、これからメルセデス・ベンツの所有を考えていて車検のことを気にしている方は参考にしてみてください。

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ベンツの車検は国産車と違う?


メルセデス・ベンツの車検は、国産車と違いがあるのでしょうか。実は、車検の基本的な内容に大きな違いはありません。ここからは、メルセデス・ベンツの車検を受ける場所やスケジュール、車検の流れについて解説します。


車検を受ける場所


車検を受ける場所は、大きく分けると「ディーラー(正規輸入代理店)」と「民間整備工場」2つです。車検の整備内容や検査については、法律で定められている保安基準に従って行われるため、どこで受けても変わりません。


車検のスケジュール


車検のスケジュールは、乗用車の場合、新車購入から3年目に初回車検となり、以降2年ごとに車検を受けます。中古車の場合は、2年ごとに車検を受けなければなりません。


車検の流れ


メルセデス・ベンツの車検の流れは、次の通りとなります。

【車検の流れ】
1.ディーラーや整備工場に入庫
2.ボディまわりの点検
3.タイヤ点検
4.ブッシュやマウント、サスペンションなどの点検
5.マフラーやボディフロアなど下まわりの点検
6.エンジンやトランスミッションなど機械系の点検
7.室内点検
8.ライトの点灯状態や光軸調整

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ベンツの車検にかかる費用


メルセデス・ベンツの車検には、いくらの費用がかかるのでしょうか。車検費用は、どこで受けても一律の料金がかかる「法定費用」と、車検依頼先によって変動する「車検整備費用」の2つで構成されています。ここからは、車検費用の内訳の解説です。


法定費用


メルセデス・ベンツの法定費用は、車両重量によって決まる「自動車重量税」、法律で定められている強制保険の「自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)」、自動車検査登録の「印紙代」の3つから成り立っています。

自動車重量税は、車両重量によって税額が決まる税金です。メルセデス・ベンツは、車種やグレードによって、車両重量が異なります。例えば、コンパクトモデルAクラスの場合、車両重量が1,360kg~1,650kgで、グレードによって24,600円になる場合と、32,800円になる場合の2パターンがあります。売れ筋モデルCクラスの場合、車両重量が1,490kg~1,960kgと幅があり、同じ車種であっても、グレードによって自動車重量税の金額が異なるのです。2021年1月時点での、2年ごとの自家用継続検査の自動車重量税は以下の通りです。

・~0.5トン以下:8,200円
・~1.0トン:16,400円
・~1.5トン:24,600円
・~2.0トン:32,800円
・~2.5トン:41,000円
・~3.0トン:49,200円

自動車損害賠償責任保険、いわゆる自賠責保険は、自動車損害賠償保障法によって加入が義務付けられている保険です。強制保険と呼ばれることもあります。保険料は、どの保険会社で加入しても同じです。2021年1月時点での自動車損害賠償責任保険は、自家用乗用車(普通車)24ヶ月で21,550円となっています。保険料は、どの保険会社で加入しても同額です。

自動車検査登録の印紙代は、国や行政に支払う手数料で、車検を受けるときに必ず支払う費用です。2021年1月時点での印紙代は下記の通りです。

保安基準適合証のある自動車:1,200円
小型自動車(5ナンバー):1,700円
小型自動車以外(3ナンバー):1,800円

これらの法定費用は、税制の改定や改正、保険料率の改定などにより変動するため、毎年同じ金額になるとは限りません。


車検基本料金・整備料金


車検の整備費用は、「検査料金」と「分解整備費用」で構成され、車検の依頼先によって変わります。複数の業者から車検の事前見積もりをとって比較をすると、車検整備の費用がどのくらいかかるのか知ることができるでしょう。


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車検を出す場所によるベンツの車検相場の違い


メルセデス・ベンツの車検は、依頼する場所によってメリット・デメリットがあります。ここからは、ディーラー(正規輸入代理店)とディーラー以外の整備工場による、車検費用の違いの解説です。


ディーラーでの車検


メルセデス・ベンツの正規輸入ディーラーには、「ヤナセ」と「シュテルン」があります。どちらもメルセデス・ベンツを専門としているため、車検においても本国ドイツからの整備情報を取り入れた整備が可能です。

ただし、費用の面では、シュテルンよりもヤナセの方がリーズナブルです。シュテルンは、車検整備の費用や部品代が高額になる傾向がみられます。一方、ヤナセは基本的な車検整備費用が安く設定され、部品の調達についても、正規輸入品だけでなく、中古部品を使った整備を実施することも可能です。

どちらの輸入代理店であっても、ディーラーならではの高いクオリティの整備を受けられます。メルセデス・ベンツの車検をどちらに依頼しようか悩んだときは、車検の見積もりを出してもらい、比較して決めると良いでしょう。


ディーラー以外での車検


ディーラー以外の整備には、民間整備工場、オートバックスなどのカー用品店、コバックなどの車検専門店があります。車検整備費用の面ではディーラーよりも安く済ませることが可能です。ただし、必要最低限の整備や調整のみで終わってしまうことがあるため、後に部品交換や追加整備が必要になってしまう場合もあるかもしれません。また、車検のタイミングで走行に関わる重要部品の交換が必要になると部品代が高額になり、車検費用が大幅にアップしてしまうケースもあるため、注意が必要です。

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ベンツの車検はなぜ高いのか


メルセデス・ベンツの車検は、初回(3年目)がおおむね20万円前後、2回目(5年目)以降が30万円前後かかります。車検費用が高額になってしまうのは、回数を重ねるごとに交換する部品が多くなりパーツ代がかかってしまうのと、整備にかかる工賃が高くなってしまうからです。

メルセデス・ベンツは、定期的に部品を交換することで、良好なコンディションを維持できるよう設計されています。時間が経過すれば、劣化していく部品が増えるため、交換しなければならないパーツも増えます。車検のタイミングでパーツの交換が発生すると、車検の費用に部品代および工賃がプラスされるため、車検費用の総額が高くなってしまうのです。


ベンツの車検を安くする方法


メルセデス・ベンツの車検は、部品代や工賃が高いため、高額になることがあります。ここからは、少しでもメルセデス・ベンツの車検を安くする方法を解説します。


自分で部品を購入する


メルセデス・ベンツの車検において、交換すべき定番の部品はいくつかあります。定番の交換部品は、インターネット通販などを利用すれば安く手に入れることが可能です。部品を自分で調達すれば、車検費用を安く抑えることができます。


民間の車検業者に依頼する


メルセデス・ベンツの車検において、依頼先で変動する整備費用を抑えると、車検費用を安くできます。車検整備費用は、ディーラーよりも民間の整備工場や車検業者の方が安い設定となっていることがほとんどです。日頃からメンテナンスを実施しているのであれば、ディーラー以外で車検を通した方が安く抑えられるでしょう。


メーカー保証を利用する


メルセデス・ベンツの保証には、「メルセデスケア」「メンテナンスプラス」「メンテナンスプラスライト」「保証プラス」の4つが用意されています。これらの保証をうまく使うことで、初回車検費用や2回目以降の車検費用を安く抑えられるでしょう。

メルセデスケアは、新車購入からの3年間、走行距離無制限の保証プログラムです。修理からメンテナンスまで、3年間無料でサポートする一般保証とメンテナンス保証が付帯しています。また、ツーリングサポート・地図データとCOMANDソフトウェア無料更新サポートを受けることが可能です。

メンテナンスプラスは、3年間無料で受けられる保証プログラム「メルセデスケア」終了後、新車登録後36ヶ月~59ヶ月の間メンテナンスサービスを受けられるプログラムとなっています。サービス内容は、「法定点検+メーカー指定の点検項目(上限2回)」と「定期交換部品・消耗部品の交換または補充」です。ただし、総走行距離が75,000kmに達した時点で終了サポートが終了となるため、年間走行距離が多く、すでに走行距離が75,000kmに近づいている場合は「メンテナンスプラスライト」に加入しましょう。

メンテナンスプラスライトは、新車登録後からいつでも加入でき、初回車検実施後いつでも開始できるサービスプログラムです。また、メルセデスケア終了時点から何回でもサービスを受けられます。また、走行距離の上限がなく、中古車の場合も加入できるメンテナンスプログラムです。年間走行距離が長く、定期的なメンテナンスを受けたい場合には最適でしょう。

保証プラスは、メルセデスケア終了後の2年間、走行距離無制限で、万一の故障の修理(一般保証)から、24時間のツーリングサポートまで手厚くサポートしてくれる保証延長です。一般保証では、ドアミラー、エアコン、カーナビゲーション、オーディオ、パワーウィンドウ、ステアリングの修理が無料になります。保証プラスの対象車両は、メルセデス・ベンツ日本が輸入し、日本国内で販売されたメルセデスAMGを含むメルセデス・ベンツ、かつ日本国内で自家用乗用車として使用されている車両のみです。その他にも加入に条件があるため、詳しくはディーラーで対象車両かどうかを確かめてください。

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車検を機に乗り換えを考えたら外車王で査定


メルセデス・ベンツの車検は、大きなトラブルがなければ安く抑えることができます。しかし、時間が経過するごとに劣化する部品が増え、交換しなければならない部品が多く発生するため、車検費用が高くなっていくケースがほとんどです。車検の見積もりをしたときに、車検費用があまりにも高額だと感じたときは、次の車への乗り換えも検討しましょう。

現在乗っているメルセデス・ベンツを高く売りたいのであれば、外車の買取を専門としている外車王で査定することをおすすめします。外車王は、無料の出張査定を行っているため、走行距離を伸ばすことなく査定が可能です。また、出張査定時の評価に納得できれば、その日その場で売却手続きを進めることもできます。外車王は、出張買取によくある車両引き上げ後の減額「二重査定」が一切ありません。さらに、JPUCに加盟しているため、売却手続きも安心して行うことができます。メルセデス・ベンツを高く売りたいのなら外車王にお任せください。


ベンツの車検を理解して安心・安全にドライブしましょう


メルセデス・ベンツの車検は、検査の基準が国産車と同じであり、法定費用に関しても同額です。ただ、部品代や工賃が高くついてしまうため、結果的に車検費用が高額になってしまいます。しかし、車検費用の内訳や整備の内容を理解しておけば、車検費用を安く抑えることが可能です。また、メーカーやディーラーの保証、車検依頼先を工夫すれば、安く車検を通すことができます。メルセデス・ベンツの車検をしっかりと理解して安全なカーライフを送りましょう。

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メルセデス・ベンツを高く買い取ってもらうには

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