更新2022.07.12
ドイツ乗用車新車登録、6月は18.1%減少
外車王SOKEN編集部
ドイツ連邦陸運局(KBA)は5日、2022年6月の国内乗用車新車登録が22万4,558台となり、前年同月に比べ18.1%減少したと発表した。1~6月の累計は、前年同期比11.0%減の123万7,975台だった。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大(パンデミック)前の2019年1~6月と比べると、33%の減少なる。
6月のブランド別の登録台数は、メルセデスベンツ(9.5%増)が前年同月を上回った。ポルシェ(3.5%減)、BMW(9.8%減)は1ケタの減少幅となり、その他は2ケタの減少だった。
国外ブランドは、ポールスター(58.6%増)、ダチア(40.3%増)、DS(32.9%増)、アルファ ロメオ(18.7%増)、起亜(0.2%増)の5ブランドが前年同月を上回っている。
日本勢は、すべてのブランドで減少となった。スズキ(67.4%減)、マツダ(50.4%減)、スバル(38.7%減)、三菱自(26.4%減)、レクサス(14.2%減)、ホンダ(10.7%減)が2ケタの減少、トヨタ(8.2%減)、日産(7.6%減)は1ケタの減少だった。
6月の燃料別の登録台数は、純粋な電気自動車(BEV)が前年同月比3.5%減の3万2,234台(市場シェアは14.4%)だった。ハイブリッド車は、前年同月比14.6%減の6万5,363台(市場シェア:29.1%)となり、うち、プラグインハイブリッド車は、前年同月比16.3%減の2万6,203台(市場シェア:11.7%)だった。
ガソリン車は、前年同月比23.2%減の8万3,175台(市場シェア:37.0%)、ディーゼル車は、前年同月比22.3%減の4万2,495台(市場シェア:18.9%)だった。
[画像/PORSCHE 提供元/FBC Business Consulting GmbH]