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中古車の豆知識

更新2021.07.26

BMWってどうして人気があるの?どんなメーカーで名前の由来は?

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外車王SOKEN編集部

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BMWは古くから高い人気を誇り、輸入車の中では同じドイツのメーカーであるフォルクスワーゲンやメルセデスベンツと並んで販売台数のトップ3に入っています。BMWに買い替える前に、その歴史や社名の由来などを知っておくと良いかもしれません。


ここでは、BMWの歴史や社名の由来、そして車種ごとの魅力や人気の理由を解説します。この記事を読んで、BMWを深く知ることによって、さらにBMWというメーカーに興味がわくはずです。



BMWとは


BMWの発祥は、ドイツのバイエルン州で航空機を製造していた1916年設立の「バイエリッシェ・フルークツォイク・ヴェルケ株式会社(BFW AG)」とされています。翌年には、現在のバイエリッシュ・モトーレン・ヴェルケ有限会社」(BMW社)に改名し、航空機エンジン「タイプⅢa」を生産しました。しかし、第一次世界大戦のドイツ敗北により、航空機関連の製造が禁止されてしまいます。


そのため、BMWは2輪車の製造に乗り出し、1928年にはオースチン・セブンをライセンス生産する自動車製造工場(ディクシー社)を買収し、4輪車の生産を開始します。1932年には自社開発の"3/20 AM1"を生産開始します。そして、その後も1934年までAM-1は進化を続け、最終的にAM-4まで生産されました。


現在では、BMWの他、英国のロールス・ロイスとMINIの2社を傘下のカーブランドとして展開しています。また、BMW M社とBMW Motorradを子会社として所有しています。


また、本社のあるミュンヘンでは、BMWの歴史や歴代の名車などが展示されているBMWヴェルト(BMW Welt)を運営しています。


BMWのロゴの由来


BMWのロゴマークは1917年に商標登録されました。1929年に作られたロゴは、黒く縁取った円に白抜きの「BMW」を配し、中央の円の中を十字によって4等分している点対称に青と白とに塗り分けたデザインです。


円と十字は航空機エンジンメーカーであったことにちなんでプロペラをイメージ、青と白は青い空と白い雲をイメージしています。以降、多少のリメイクはされていますが、今日まで継続採用されています。


しかし、厳密にはロゴがプロペラに由来するという解釈は正解ではないといわれています。


それでも、約90年あまりもその説が信じられていることから、そのことが既成事実となり、プロペラ由来説も正当化されるようになっています。


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BMWが人気の理由


BMWがこれほどまでに人気となった背景には、どんな理由があったのでしょうか?


BMWは4ドアセダンでありながら、一貫してスポーティーであることを信条としています。また、フロントエンジン・リアドライブのFRにこだわり続けていることも、これまでのBMW人気を支えてきた要因のひとつといえるでしょう。


また、モータースポーツ活動においても積極的に関わり、そのスポーツマインドが多くのファンを虜にしてきました。


BMWはエンジンにも強いこだわりを持っています。BMWと言えば直列6気筒エンジンが有名ですが、バランサーシャフトなどを用いなくてもスムーズなフィーリングを得られることから「シルキーシックス」と呼ばれるようになりました。


それと引き換えに、V型6気筒エンジンなどと比べると長いボンネットが必要になり、室内スペースを大きく削ることになります。しかし、BMWの高いデザイン力はその欠点すらも魅力に変えてしまうのです。つまり、長いエンジンを納めるために長くなったボンネットも、BMWの特徴のひとつになっています。


現在ではFF(前輪駆動)も生産され、コンパクトハッチバックやSUVがセダンと同様に人気の車種になっています。もちろん、伝統のスポーティーな走りはしっかりと受け継がれており、新たなファン層の獲得に繋がっています。


BMWと似ているアルピナとは



アルピナは、BMWをベースとした独自モデルの製造・販売を行うメーカーです。


もともとはBMW公認チューナーとしてBMW車のチューニングを行なっており、自らモータースポーツに参戦するなどしてセミワークスチームとしての活動もしていました。


また、1977年に市販コンプリートカーの開発を表明し、1983年に自動車メーカーとして正式に登録されると、BMWのラインナップとは異なる自社開発の車両を次々と発売することになります。


その圧倒的な動力性能と走行性能は、ベースとなるBMWモデルとは全く異なるスーパースポーツモデルへと進化しています。


BMWで覚えておきたいシリーズ


BMWの各モデル名には、いわゆるマスコットネームは無く、1・2・3・4・5というシリーズに分けられており、3シリーズの318、320というように、全て3桁の英数字の組み合わせで表記されています。


基本的には1シリーズが最も小さくて排気量が少なく、2シリーズ3シリーズと数字が大きくなるにしたがって、車体の大きさとエンジンの排気量が大きくなります。


また、各シリーズの後ろの2桁は、「数値が示す排気量並の出力」を表しており、かつてのように実際の排気量は表示されていません。


BMW 1シリーズ


1シリーズはBMWのコンパクトクラスを担うハッチバックタイプです。他のCセグメントのライバルがスペース効率に優れたFF(前輪駆動)を採用する中、2004年の初代と2代目まではFR駆動(後輪駆動)を採用するなど、BMWらしさ全開の内容でした。


3代目となる現行モデルは、走りと空間効率を高次元で両立させるために、シリーズ初となるFFを採用しています。


パワーユニットには直列3気筒1.5Lと直列4気筒2.0Lガソリンターボエンジン、直列4気筒2.0Lディーゼルターボエンジンが設定されています。


BMW 2シリーズ


2シリーズは、FR(後輪駆動)のモデルと新世代のプラットフォームを採用したFF(前輪駆動)のモデルが混在しています。


ボディタイプには、2ドアの「クーペ」、オープンカーの「カブリオレ」、コンパクトセダンの「グランクーペ」、そしてトールタイプのステーションワゴンである「アクティブツアラー」とその3列シート仕様の「グランツアラー」があり、豊富なラインナップとなっています。


また、「クーペ」には300psを超える直列6気筒の3.0Lガソリンターボエンジンが搭載されています。一方で、「アクティブ・ツアラー」には、直列4気筒の2.0Lディーゼルターボエンジンが搭載されるなど、ボディタイプにより全く異なるエンジンが設定されているのも2シリーズの大きな特徴です。


BMW 3シリーズ


Dセグメントにおける輸入車最量販モデルである3シリーズは、BMWのFRスポーツセダンの代表車種として、BMWファン以外からも人気のある車種です。また、4ドアセダン以外にも、実用性に優れたステーションワゴンがラインナップされています。


主力車種であることからパワーユニットの種類も豊富で、直列4気筒2.0Lガソリンターボエンジン、直列4気筒2.0Lディーゼルターボエンジン、直列6気筒3.0Lガソリンターボエンジン、そして直列4気筒2.0Lガソリンターボエンジン+モーターのPHEVが設定されています。


BMW 4シリーズ



4シリーズは3シリーズのクーペ版という設定で、1シリーズのクーペ版であるシリーズよりも一回り大きいモデルとなります。また、4ドアのグランクーペとカブリオレもラインナップしています。


BMWキドニーグリルを備えたBMWの伝統を受け継ぎながらも、先駆的なクーペのシルエットで、特に新しいデザインのキドニーグリルを備えた独特なフロントマスクは独創的なエクステリアデザインを象徴しています。


グランクーペは、2ドアクーペの優雅なスタイリングに加えて、エレガンスでスポーティな空間が広がり、ドライバーとともに後席の搭乗者にも厳選された素材を用いた上質なインテリアによって、高水準な快適性と利便性を両立させています。


また、カブリオレのフルオートマチック・リトラクタブル・ハードトップは、速度が18km/h以下であれば、センターコンソールのボタン操作で20秒以内に全開閉にすることが可能で、ハードトップを閉めればクーペスタイルになります。


なお、新型4シリーズのカブリオレでは、メタルトップの長所を盛り込んだ新開発のソフトトップ(パネル・ボウ・ソフトトップ)が採用されています。


パワーユニットについては、全てのボディタイプで基本的に3シリーズと同様の設定です。ただし、ディーゼルターボエンジンは選択することができません。


BMW 5シリーズ


5シリーズは、4ドアセダンとステーションワゴンのツーリングからなり、最先端の安全技術や高級感のある室内空間はもちろんのこと、エレガントでありながらもスポーティさも兼ね備えています。


ツーリングではステーションワゴンならではの優れた機能性と、最大1,700Lまで広がる荷室を備え、長距離ドライブの快適性とダイナミックなスタイリングを融合させています。


パワーユニットのラインナップは、直列4気筒2.0Lのガソリンターボエンジンとディーゼルターボエンジン、直列6気筒3.0Lのガソリンターボエンジン、V型8気筒4.4Lのガソリンターボエンジン、モーター駆動のみで約53km走行可能な直列4気筒2.0Lガソリンターボエンジン+モーターのPHEV(セダンのみ)です。


BMW 6シリーズ グランツーリスモ


6シリーズは、本国では「クーペ」「カブリオレ」「グランクーペ」がラインナップされていますが、日本国内では5シリーズグランツーリスモの後継モデルとして「グランツーリスモ」のみが発売されています。


豊かなフォルムと伸びやかなシルエットのエクステリアだけでなく、広々とした室内空間とラグジュアリーなインテリアによって、スポーティな走行性能とともに、快適ロングドライブを可能にしています。


また、5mを越える大柄な車体にもかかわらず、直列4気筒2.0Lのガソリンターボエンジンとディーゼルターボエンジンが設定されていることも特徴です。


BMW 7シリーズ


7シリーズの特徴は、大型のフラッグシップセダンでありながらも後席に座るのではなく、自分が運転する「オーナードリブンンカー」としての性格を明確にしていることです。


パワーユニットには、直列6気筒3.0Lのガソリンターボエンジンとディーゼルターボエンジン、直列6気筒3.0Lガソリンターボエンジン+PHEV、V型8気筒4.4Lガソリンターボエンジン、そして448kW(610ps)、最大トルク800N・m(81.6㎏・m)を発揮する最高峰のV型12気筒6.5Lガソリンターボエンジンがラインナップされています。


また、最新技術を積極的に採用するのもBMWの特徴です。7シリーズには、「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」をはじめ、世界初の「リモート・コントロール・パーキング」により、外部からのリモートキー操作により自動的に駐車でき、ジェスチャー操作やタッチパネルも採用した新世代の「iDrive」などが採用されています。


BMW 8シリーズ


8シリーズには、クーペ、カブリオレ、グランクーペがラインナップされており、それぞれのボディタイプの最上位モデルとなります。


8シリーズのエクステリアは、ラグジュアリーさとスポーティさを見事に融合し、その先進性を象徴するスタイルは、パーフェクトな美しさと気品に溢れ、見るものを圧倒します。


また、カブリオレのソフトトップにはフル電動式が採用され、センターコンソールのスイッチ操作により、開閉は約15秒で完了します。さらに50km/h以下なら、走行中でも開閉が可能です。


パワーユニットには、直列6気筒3.0Lのガソリンターボエンジン・ディーゼルターボエンジンとV型8気筒4.4Lのガソリンターボエンジンが、それぞれのボディタイプごとに設定されています。


BMW Xシリーズ



Xシリーズは、BMWではSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)と呼ぶSUVシリーズです。


セダンの快適さとワゴンの機能性、そして悪路走破性を持つSUVは、もはやブームではなく、自動車メーカーが無視できないほどの人気と需要がある重要なジャンルといえます。


BMWでも他メーカーに先駆けてSUVのXシリーズを充実させており、「X1」「X2」「X3」「X4」「X5」「X6」「X7」と、従来の乗用車シリーズに匹敵するラインナップとなっています。


もっとも小型のX1は3シリーズツーリングをベースとしたコンパクトSUVで、最大のX7は7シリーズ並みの全長となる大型SUVとなっています。


最近のSUVは、前輪駆動がトレンドになりつつありますが、BMWは雪道やオフロードでの走破性も必要と考えているため、XシリーズにはすべてxDriveと呼ばれる4WDシステム装着車が設定されています。


また、全高を低くしてルーフを伸ばしてスタイリッシュなクーペフォルムを取り入れたX4のような「クーペSUV」や、6~7人乗車を可能にしたX7のような「3列シートSUV」が人気です。


BMW Zシリーズ


Zシリーズは、1987年に発表されたZ1から続くクーペまたはロードスターのボディ形状を持つスポーツモデルで、現在は2019年に発表されたZ4の3世代目のみが販売されています。


現行のZ4は、プラットフォームをトヨタのGRスープラと共用していますが、スープラと異なりソフトトップ式のオープンカーのみの設定となっています。


Z4のエクステリアは、縦型ヘッドライトやメッシュ状の新しいキドニーグリルなどを採用しながらも、ひと目でZ4だと分かるフォルムです。また、ソフトトップは走行中でも50km/hまでなら、約10秒で開閉できます。


搭載されるパワーユニットは、直列4気筒2.0Lと、いわゆるMパフォーマンスと呼ばれる「M40i」に搭載される直列6気筒3.0Lの2種類のガソリンターボエンジンです。どちらのグレードも高い走行性能を持つプレミアム・オープントップ・スポーツ・モデルとなっています。


BMW Mシリーズ


BMWの研究開発などを担当するグループ会社である「BMW M社」が手掛けるスポーツモデルが各シリーズの「Mスポーツ」です。現在、「M2」「M3」「M4」「M5」「M8」「X3M」「X4M」「X5M」「X6M」と多くのシリーズに設定されています。


Mの名を持つモデルは、サーキット走行などの過酷な条件に耐え得る性能が与えられいて、他にM240i、X4 M40iなどといった「Mパフォーマンスモデル」も有ります。


このMパフォーマンスモデルは、サーキットでの走行などを前提としない一般ユーザー向けにチューニングされたモデルで、標準グレードと同様に扱われています。


例えば、2シリーズクーペをベースとする「M2」では、直列6気筒3.0Lのガソリンターボエンジンが最高出力302kW(410ps)、最大トルク550N・m(56.1kg・m)なのに対し、M240iでは、250kW(340ps)、最大トルク500N・m(51.0kg・m)です。


BMW iシリーズ


BMW iシリーズは、BMWが次世代モビリティのために展開するサブブランドで、現在はコンパクトハッチバックの「i3」がラインナップされています。また、2020年6月まではスポーツクーペとロードスターの「i8」がラインナップされていました。


「i8」はパワーユニットにMINIと共通の1.5L・直列3気筒ガソリンターボエンジンを搭載したPHEVとなっており、スーパーカーの様なデザインでありながらも、燃費を重視したエコカーとなっています。


「i3」はEV(電気自動車)で、通常モデルの一回の充電の走行可能距離はWLTCモードで360kmです。また、発電用エンジンを搭載したレンジエクステンダー装備車は、466kmまで走行することが可能です。


BMW プラグインハイブリッド


BMWのラインナップの中でも、プラグインハイブリッド車に注目が集まりつつあります。現在のPHEVラインナップは、2シリーズアクティブツアラー、3シリーズセダン、5シリーズセダン、7シリーズセダン、そしてXシリーズのX5です。


セダン、ステーションワゴン、SUVと、車種を問わずPHEVの採用は増えており、高出力のエンジンが魅力のBMWといえども、今後のパワーユニットの主役はPHEVになる可能性があります。


BMW Edition Joy+


燃費効率も高く、人気の高いモデルの中から厳選されたBMWのクリーンエネルギー車の新たなラインアップが「Edition Joy+」です


BMWがこれまで発売してきたクリーンエネルギー自動車「クリーンディーゼル」「プラグインハイブリッド」「電気自動車」など、従来モデルの仕様はそのままに、お求めになりやすい価格設定を導入しています。


例を挙げると、通常モデルのBMW 320dが597万なのに対して、 BMW 320d Edition Joy+は573万円と24万円も安くなります。


BMWに魅力を感じたら試乗してみましょう


車選びにおいて、買ってから「こんなはずではなかった!」と思うほど残念なことはありません。そうならないためには、事前に購入予定車種の試乗をすることが重要です。


特に走りにこだわりを持つBMWは、グレードがひとつ違うだけで感じるイメージが大きく異なるはずです。少なくともガソリン車とディーゼル車は、試乗で違いを確認することをおすすめします。


 


 

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