輸入車の選び方 更新 2020.10.28 公開 2020.10.28

BMWとベンツを徹底比較。価格・維持費・評判まで詳しく解説

BMWとベンツは、「外車と言えば?」という質問に対して、多くの人が真っ先に口に出すほど、馴染み深い外車メーカーと言えるのではないでしょうか。この記事では、BMW、ベンツそれぞれにどのような特徴があって、どちらが自分に合っていると思えるメーカーか考えられるようにご紹介させて頂きます。

BMWやベンツの違いを比較しながら、それぞれの魅力について迫っていきましょう。



BMWとベンツの違いは?


BMWとベンツは、どちらもドイツで制作されている車です。両社はライバル関係に位置しているものの、同程度モデルのスペックが似通っている印象を受けます。買うなら、BMWとベンツのどちらにしようか迷います。

具体的に、どのような違いがあるのでしょうか。

設計・機能の違い

BMWとベンツの車設計は、それぞれに明確な違いがあります。
設計においては、「馬力」「スイッチの配置」「エンブレムの配置」のそれぞれに違いがあります。

はじめに、馬力についてです。

BMWは、スポーツカーとしての走りを重視しているので、エンジン性能を高めることを大切にしています。エンジンの馬力が上がると、大々的にアピールをする傾向が見受けられます。ポテンシャルの高いエンジンが搭載されていることで、よりスポーツカーらしい走りを楽しめます。

ベンツは、エンジン性能を高めることよりも、安全性能や環境配慮へのアピールをする傾向があります。当然、エンジンの性能を高めていないわけでも、馬力が低いわけでもありません。設計において、重要視しているポイントがそれぞれに異なるだけです。

次は、スイッチの配置についてです。

BMWでは、スイッチの数を減らそうという流れで設計しています。「iDrive」というシステムを採用し、ダイヤルを回したり押したりすることで、車に関わる操作を統一化しています。

ベンツでは、スイッチの数は比較的多くなる傾向にあります。1アクションで操作できることを重要視しています。その結果、ドライバーの使いやすい位置にスイッチが配置され、1度覚えてしまえば自然と快適な操作ができるようになります。

最後に、エンブレムの配置についてです。

BMWでは、通常、グリルの中央にありそうなエンブレムですが、「キドニーグリル」という独自デザインを採用しているため、エンブレムをボンネットの鼻先に置いています。

ベンツのエンブレムは、「ボンネットマスコット」という立体的なエンブレムが採用されています。少し前までは、ボンネットにエンブレムが装着されていましたが、近年ではエンブレムを埋め込むようになりました。理由として、「車の外部に突起物を有してはならない」という国際基準に従ったためです。歩行者保護をする目的があります。

歴史の違い

次は、BMWとベンツの歴史からそれぞれのメーカーの違いについて考えていきます。

BMWの歴史は、第一次世界大戦前の1916年が出発です。航空機エンジンメーカーの「バイエリッシュ・フルークツォイク・ヴェルケ」として設立されましたが、翌年に「バイエリッシュ・モートレン・ヴェルケ」に社名が変更され、今でもその社名になっています。BMWの名前には、バイエルンのエンジンメーカーという意味があります。

BMWのアイコンとも言える「キドニーグリル」が初めて採用されたのは、BMWが自動車生産を始めた1933年に発表された「BMW303」で、BMW初のオリジナル自動車でした。キドニーグリルという名前は、キドニーが腎臓という意味で、2つ並んでいるラジエターグリルが腎臓に見えることが由来です。キドニーグリルは、BMWで生産されている自動車全てに採用されており、現在でも続いています。

ベンツは、1886年にガソリンを使った内燃機関で走行する自動車の「ベンツ・パテント・モーターカー」をルーツとしたメーカーです。1926年にダイムラー社と合併し、乗用車以外にも販売するようになりました。ダイムラー社は、オートバイや自動車の基礎を作った会社で、より乗用車制作が本格的になりました。

最初にクルマを作ったブランドというプライドを感じさせるベンツは、様々な新技術・新製品を実用化している歴史があります。標準装備されているエアバック、ABSの先駆けがベンツでした。安全性能を高レベルで実現し、プロドライバーに支持されるほどに素晴らしい技術があります。

評判・印象の違い

BMWとベンツそれぞれの評価や印象について迫ってみると、実際のユーザーも含めどのようなイメージがあるのかが見えてきます。

マイナビの調査では、車のメーカー・ブランドに強いこだわりを持つ人は全体の66.1%で、ベンツもしくはBMWを購入するかを尋ねると、ほぼ互角という結果になりました。

(2019年輸入車販売台数ランキング)
(引用元:ドイツの2大高級車「ベンツ」と「BMW」、買うならどっち?)

マイナビの調査では、回答者にそれぞれのメーカーを選んだ理由を聞いてみると次のような意見が挙がっています。

BMWでは、スポーティーでオシャレ、かっこよくセンスが良い、そして身近なイメージがあるという印象があるようです。ベンツでは、高級感や安定感があり、高性能さ、安全性能の高さなどのワードが挙がりました。


どちらも、ドイツを代表とする国際メーカーであるのは間違いありません。日本でも知らない人はいないくらいに高級外車の代名詞になっています。日本自動車輸入組合によると、日本で2019年に輸入された自動車はベンツとBMWの両社が2トップだったそうです。

(2019年輸入車販売台数ランキング)
(引用元:ドイツの2大高級車「ベンツ」と「BMW」、買うならどっち?)


世界最古の自動車メーカーで、スポーティーでスタイリッシュなBMWと、輸入高級車として今でも愛され続けるベンツは、どちらも人気のメーカーです。


BMW3シリーズとメルセデス・ベンツCクラスの比較




BMW 3シリーズとメルセデス・ベンツCクラスは、どちらも人気のあるモデルです。

BMW3シリーズは、BMWの中で最も人気の高いシリーズです。日本の環境にマッチした扱いやすいボディサイズで、日本人の支持も多く得ています。スポーツセダンとしての高性能かつ軽量化されたボディで、快適なドライブを楽しめる魅力もあります。

ベンツCクラスは、ブランドイメージを備えたシリーズです。ベンツの中で、とても人気が高く購入しやすい価格という点も魅力的です。コンセプトの「アジリティ&インテリジェンス」により設計された走行性能と安全性能によって、快適なドライブを楽しめます。

価格

BMW 3シリーズ、ベンツ Cクラスの価格帯について比較していきましょう。
今回は、「インテリジェンス」を搭載された先進技術があり、同等レベルの「320i Mスポーツ」「C200アバンギャルド」で検証します。

BMW 3シリーズ「320i Mスポーツ」の価格で検証すると、値段は5,830,000円です。
モデルチェンジをすると価格が上がる印象があるものの、「320i Mスポーツ」の新車モデルは価格が据え置きです。最先端技術の安全装備が備え付けられていたり、「インテリジェント・パーソナル・アシスタント」を導入していたりする点から見ても購入しやすい価格帯です。

ベンツCクラス「C200アバンギャルド」の値段は、5,600,000円です。先ほどのBMWのモデルと比較すると、23万円程度の差でお手頃価格になっています。ただし、予防安全装備パッケージなどを充実させると、上記金額に上乗せした価格での購入金額になります。

燃費・維持費

次は、燃費・維持費について比較していきます。

BMW 3シリーズでラインナップされているエンジンは、以下モデルを比較していきましょう。

BMW売れ筋モデル「320i」とハイパワーモデル「330i」と、ベンツCクラス「C200」を比較します。それぞれのモデルで、表のような結果となりました。



この結果を見ると、BMW 3シリーズの方が燃費性能が良いことがわかります。走らせている状況やドライバーの運転方法、道路状況など様々な要因で燃料消費率は異なってきます。

維持費について見た時、燃費性能が高い方が安印象を受けますが、故障などした場合を考慮すると、燃費性能だけ維持費が決まるわけではありません。そのため、結果としてどちらの方が維持費が安くなるのかという点は、どちらも大きく差が生じるわけではないでしょう。

デザイン・内装

自動車のかっこよさをアピールする要ともいえる、デザインや内装について比較していきます。

BMW 3シリーズでは、フロントデザインから見ていくと、BMWの顔とも言えるキドニーグリルが特徴的です。全体を見ていくとスポーティーな印象を受けるデザインがとてもかっこよく見えます。

内装についても、スポーティーさを感じられるデザインです。グリップ力の上がったレザーハンドルなどもレザーの質感にもこだわりを感じられます。ドライバー主体のコックピットになっており、また、スイッチの数が少ないのも見てわかります。

ベンツCクラスでは、フロントデザインを見ると、グリルを前面に押し出しているような印象を受けるデザインになっています。存在感のあるデザインで、鋭さを感じるヘッドライトにより、迫力あるフロントフェイスになっています。また、全体的に洗練された印象も受けます。

内装は、高級感溢れるデザインになっており、ホールド感のある仕上がりです。快適にドライブができるように配慮された内装になっています。

走り心地

BMW 3シリーズ、ベンツ Cクラスの走り心地はどのように違うのでしょうか。

BMW 3シリーズは、スポーツセダンとしてエンジン性能の高さや低重心の車作りをしています。ボディの車重バランスにこだわりがあり、50:50の前後バランスになっているので、自分が車の真ん中に居る感覚を味わえます。ハンドリング性能も高く、ドライバーの意思のままに車を動かせるので、安定感のある走りを楽しめます。

ベンツ Cクラスは、高級車らしい快適な運転を楽しめる特徴があります。ターボエンジンが搭載されており、マイルドハイブリッドシステムが組み込まれています。環境性能にも配慮されていて、走行中に、最大トルクを瞬時に発生させるモーターによって、ターボエンジンで生じるラグを補います。

中古買取・売却価格

BMW 3シリーズ、ベンツ Cクラスそれぞれのリセールバリューを比較しましょう。

現状では、両モデルとも標準的な評価での取引が予想されます。残価率で見れば、約25%~30%という数値での取引になります。年式やモデルによっても異なってくる傾向がみられますが、登録未使用車が流通されるため、多くの個体が出回り、リセールバリューの価格が標準的になることが予想されます。

日本では、スポーティーモデルの人気が高く、BMW 3シリーズでは「Mスポーツ」、ベンツ Cクラスでは「アバンギャルド」が注目株です。

BMW・ベンツと他の高級車の比較




ここまで、BMWとベンツについて比較してきましたが、そのほかの高級車とも比較してみましょう。
高級車は数ありますが、今回はアウディとレクサスとの比較をしていきたいと思います。アウディ、レクサスどちらも馴染みのあるメーカーではないでしょうか。


アウディとの比較

アウディは、1932年に4社が合併して創設されたメーカーで、当初は「アウトウニオン」という名前でした。エンブレムに起用された4つの輪は、4社を表現した団体の象徴と考えられています。アウディの車作りは、走行性を重視しており、パワフルで安定感の高い自動車が魅力的です。アウディ独自で制作した4輪駆動システム「クワトロ」が搭載されています。

アウディは、乗り心地がよく、軽快かつ素直な操作性が楽しめるステアリングフィールが魅力的です。

それに対し、BMWでは、スポーティーな走りを楽しめる高い走行性能が魅力的です。ドライバーの運転スタイルに合わせた走りを楽しませてくれます。

また、ベンツでは、高級感ある落ち着いた走りが魅力的で、滑らかな走りを味わえます。快適なドライブを楽しみたい人にオススメです。

トヨタ・レクサスとの比較

レクサスは、新車保証5年が付き、オーディオやエアコンの修理が無償対応をしてくれるという特典があります。壊れにくく、一定性能を長期間維持することができる車を求める日本を初めとしたアジア系の国々やアメリカでは人気が高い車種です。

レクサスはトヨタ自動車が展開するプレミアムブランドという位置づけであり、乗り心地や快適性はレクサスの方が高い車種もあります。しかし、車作りにおいて、は極端に差別化されておらず、トヨタブランドとの差を感じにくい印象を受けます。

BMW・ベンツと比較すると、レクサスブランドではやはり「日本車」であるか「欧州車」であるかという違いが1番大きいポイントです。

レクサスは、ハイブリッドが搭載されており、燃費性能が向上され維持費を抑えることができます。また、日本車という点からも国内で走りやすい利点もあります。セダンでは、硬めの足周りですがスポーティーモデルとしては粗さが感じにくく満足できます。

しかし、走る楽しみを味わうには少しパワーが足りない印象を受けるようなので、燃費性能が高い車種に乗りたい時は、レクサスを選ぶという考え方が見合っているようです。

BMWやベンツへの乗り換えのために売却を検討しているなら外車王で査定




BMWとベンツの比較をしていきましたが、どちらの方が自分にとって魅力的か見えてきたでしょうか。もし、今乗っているお車からBMWもしくはベンツへお乗り換えを予定でしたら、今の乗っているお車をぜひ外車王での売却をご検討ください。


外車王では、専門スタッフがしっかりとお車の査定をしてくれるので、納得いく売却ができます。専門知識豊富なスタッフがいるので、今お乗りのお車についてもしっかりと査定してくれるだけでなく、安心してお手続きができます。


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自分の理想の車で楽しいドライブライフを送りましょう




BMWもベンツも両者に良い点も悪い点もあったと思います。全ての希望が叶ったお車を買い求めようと思うと、それは難しいかもしれません。もし、自分が車に求める機能や特徴が決まっているのであれば、ご自身のニーズに合わせたお車を購入して、楽しいドライブライフを過ごせるでしょう。この記事を参考に、自分にぴったりの車を探してみてください。

[ライター/外車王SOKEN編集部]

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