更新2021.04.23
アウディに使われるガソリンの種類とは?間違えたガソリンを給油したらどうなる?
外車王SOKEN編集部
アウディに使われるガソリンの種類をご存知でしょうか。外国車であれば「ハイオクガソリン」を入れることが当たり前と思っている方もいるでしょう。実は、車種に応じて「ハイオクガソリン」以外のガソリンを給油することもあります。油種を間違えて給油したらどうなるのかという点も合わせて、アウディに使われるガソリンについてご紹介いたします。
アウディ車に入れるガソリンの種類
車の燃料には、「レギュラーガソリン」、「ハイオクガソリン」、「軽油」があります。アウディ車に入れるガソリンの種類について、詳しくみていきましょう。
ハイオク
ハイオク仕様の車種は、「A1」、「A3」、「A4」、「A5」、「A6」、「A7」、「A8」、「Q2」、「Q3」、「Q5」、「Q7」、「Q8」、「TT」、「R8」です。
使用する燃料は、「オクタン価」という数値で決められています。オクタン価とは、ガソリンの性質を数値化したもので、数値が大きいほどに性質が良いガソリンと言えます。それぞれの国に応じて、オクタン価が異なります。
アウディはドイツ車なので、オクタン価95以上のガソリンを使用しなくてはなりません。
日本でアウディを走らせる場合、適正のオクタン値のガソリンを給油する必要があるので、オクタン価95以上のガソリンでなくてはいけません。つまり、日本ではオクタン価95以上のガソリンは、ハイオクガソリンしかないので、ハイオクガソリンを給油しなくてはいけません。
軽油
近年、ディーゼルエンジンの車はほとんど見なくなりました。ですが、アウディが発表した「クリーンディーゼルエンジン」は、軽油を仕様する経済的なエンジンで注目を集めています。
搭載されている現行モデルは、以下の表をご覧ください。
アウディの制作した「TDI」は、高性能なエンジンです。燃費効率がとても高く、経済的です。また、低い回転域のまま高速走行が可能なため、ドライブを快適に楽しめます。
アウディの仕様に合わないガソリンを入れたらどうなる?
アウディの仕様に合わないガソリンを入れたら、車はどうなってしまうのでしょうか。万が一、エンジンを入れ間違えた場合は、どのような対処を取ればいいのか詳しくみていきましょう。
ハイオク車にレギュラーガソリンを入れた場合
ハイオク車にレギュラーガソリンを入れた場合、エンジンがノッキングを起こす可能性があります。ノッキングとは、エンジン内部の異常爆発です。エンジンからの「異音」、エンジンの「異常な揺れ」が引き起こされます。
オクタン価が指定より低い場合、エンジン着火しやすくなり、ノッキングが起きてしまいます。
ノックセンサーという部品がエンジンを制御するよう信号を出すことで、エンジンが思うように動けなくなります。その結果、燃費性能が悪くなってしまうので、ハイオクガソリンを入れるようにしましょう。
ディーゼル車にハイオクやレギュラーガソリンを入れた場合
ディーゼル車にガソリンを入れた場合は、エンジンが動いてもパワーがなくなります。そして、アイドリングが不安定になったり、エンジン音が高くなったりします。
最終的には、エンジンがうまく動作しなくなり、燃料ポンプなどの部品に摩擦や焼き付けなどが引き起こされ、エンジンをオーバーホールしなくてはいけなくなるでしょう。
万が一、ガソリンを入れ間違えた場合には、エンジンをかける前に正しい燃料を入れ替えてください。また、エンジンを動かしてしまった場合は、すぐに安全な場所に停車させて、エンジンを止めましょう。そして、エンジンをかけずに、誤給油した旨をJAFやディーラーに連絡してください。
アウディのガソリンメーターの見方
ガソリンが満タンなのに、ガソリンメーターが少しずつ減っていくトラブルがあります。日本の車では、ガソリンを満タンに給油した場合、すぐにガソリンメーターの目盛りが下がることはなく、ほぼ正確に数値を教えてくれます。アウディなど、諸外国の車種においてはメーターの目盛りが正確ではないことがあり、早い段階でガソリンが減っている印象を受けることが多いようです。アウディでは、「走行可能距離表示モード」に切り替えると、給油するタイミングがわかります。メーターが正しいのか不安に感じた時は、切り替えをして確認しましょう。
アウディのガソリン給油口の位置と開け方
アウディのガソリン給油口の位置と開け方についてご紹介いたします。
給油口の位置
給油口の位置がどこにあるのか迷うことがあるかもしれません。メーターを見ると、ガソリンマークの隣に三角マークがついています。給油口のついている側に三角の印があり、車の左右どちら側に給油口がついているのかが、一目で見てわかります。ぜひ、一度確認してみてください。
基本的に、アウディは全ての車種で給油口は右側についているので、覚えておきましょう。
開け方
アウディの給油口の蓋の開け方は、どのようにするのでしょうか。一般的には、運転席にあるレバーを引くと給油口の蓋が開きます。アウディでは、給油口の蓋を押すと開きます。もし、給油口の蓋が明け方がわからなくなってしまったり、給油口の蓋が開かなくなったりした場合、トランクに給油口の蓋を開けるための赤いワイヤーがあるので、そちらを引っ張ると開きます。
トランクの右側にあるドアを開くと、そこに赤いワイヤーがあります。
アウディのガソリンでよくあるトラブルと対処法
アウディのガソリンにまつわるトラブルの種類と対処法について詳しくみていきましょう。
ガソリン臭い
ガソリン臭い時は、ガソリンが漏れ出ている可能性があります。車を停車させて車体の下に液体が漏れだしてないか確認してください。燃料タンクから、揮発ガスが発生して臭いが出ます。燃料ホースの破損の可能性も考えられます。
ガソリンが漏れていたら、消防署に連絡をして対処してもらいましょう。ガソリンの臭いがしたら早急な対応をしてください。
給油口が開かない
給油口を開くときに必要な配線が壊れてしまい、開かなくなる場合があります。トランクにある赤いワイヤーを引っ張っても開かない場合は、修理工場でこじ開けなければなりません。。
アウディの燃費を上げる方法
アウディの燃費を上げる方法をご紹介いたします。どうすれば燃費性能を向上させられるのでしょうか。
ガソリン添加剤を使う
ガソリン添加剤を使うと燃費を上がる可能性があります。ガソリン添加剤は、燃料の酸化劣化を抑え、燃料タンクの腐食の抑制する液体です。酸化や腐食が抑制されると、エンジン内部が綺麗になっていくので、エンジンの性能が向上して燃費性能も上がります。
ガソリン添加剤は、ガソリンを入れる時に一緒に入れてください。走行距離に応じて、エンジン内部が汚れていきます。そのため、ガソリン添加剤を入れ、エンジン内部を綺麗にすることで燃費性能を上げられます。
少しでも異変があれば早く点検に出す
少しでも異変があれば早く点検に出しましょう。乗っている時に感じた違和感はそのまま放置するのではなく、事故・故障に繋がる前に点検・修理に出して予防することが大切です。
車は非常に燃えやすいので、万が一ガソリンが漏れている状態で走ってしまえば大惨事を招く恐れがあります。
アウディのガソリンの入れ間違いに注意しましょう
アウディのガソリンの入れ間違いに注意しましょう。決まった油種以外のガソリンを入れてしまうとエンジンが壊れたり、車が動かなくなったりします。誤って異なった種類のガソリンを入れてしまった場合には、迅速な対応を心がけてください。
アウディを高く買い取ってもらうには
アウディ を高値で売却したい場合は外車王がおすすめです。輸入車に精通した専門スタッフは アウディ の特徴及びセールスポイントを把握しているため、一般買取店では評価が難しい車種でも正確かつ高額査定を実現します。一般買取店で思った金額が出なかった方、ディーラー下取りに不安のある方、一括査定にうんざりの方など、愛車の価値を少しでも理解してほしいとお考えでしたら、ぜひ外車王にお任せください。