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ドイツニュース

更新2021.02.23

EU新車販売、電気自動車とハイブリッド車が100万台突破

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外車王SOKEN編集部

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欧州自動車工業会(ACEA)が4日発表した統計によると、欧州連合(EU)域内における2020年の乗用車の新規登録台数のうち、電気自動車(ECV)が105万台、ハイブリッド車(HEV)が118万台で、前年比でそれぞれ170%増、60%増を記録した。新車販売占めるシェアはECVが10.5%、HEVは11.9%で、前年の3%、5.7%から拡大した。

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*画像はイメージ

ACEAはバッテリー式電気自動車(BEV)のほか、エクステンデッド・レンジEV(EREV)を含むプラグインハイブリッド車(PHEV)をECV(Electrically-ChargeableVehicles)と定義している。

ガソリン車やディーゼル車を含めた20年の新車販売が前年比24%減となるなか、BEVとPHEVの販売台数は過去3年で約5倍に拡大と急成長を遂げており、中国における新エネルギー車(NEV)の販売台数(20年は約136万台)に迫る勢いをみせている。新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けた経済への刺激策として、各国政府が電気自動車に対する販売補助金を拡充したことや、価格を抑えた車種が投入されて消費者の選択肢が広がったことが需要を押し上げたとみられる。

こうした中でガソリン車とディーゼル車は大きく販売台数を減らした。20年の新車販売におけるガソリン車のシェアは47.5%、ディーゼル車は28%と引き続き高い水準を維持しているが、両車を合わせたシェアは75.5%と、前年の89.4%から約14ポイント縮小した。

CEAは今後の見通しについて、21年第1四半期までは新型コロナ危機の営業が続くものの、ワクチン接種が進むことで21年後半には自動車市場が回復基調に乗ると分析。通年の新車販売台数は前年比10%増となるとの見通しを示している。

[提供元/FBC Business Consulting GmbH]

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