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更新2021.04.26

ジープパトリオットの気になる維持費とは。維持費の内訳や高くなる原因についても紹介

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外車王SOKEN編集部

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2013年に惜しまれつつ販売を終了したパトリオットですが、丸目2灯ヘッドライトが特徴のジープらしいエクステリアデザインでいまだに高い人気を誇っています。しかし、最も年式が新しい中古車でも8年が経過しているため、税金や修理代などの維持費が非常に気になるところです。

ここではパトリオットの特徴や維持費の内訳について解説します。また、維持費が高くなる原因や維持費を抑える方法についても紹介しますので、参考にしてください。


 


ジープ「パトリオット」の特徴


パトリオットは、ジープブランド2013年まで販売されていたコンパクトSUVです。プラットフォームは、コンパスと共通としながらも、パトリオットはオフロード走行も視野に入れた造りになっています。そのため、キャンプやアウトドアに出かける頻度が多いユーザーに人気を博していました。

2012年には最後のマイナーチェンジが実施され、販売が終了するまでの間は「スポーツ」と「リミテッド」の2タイプが展開されました。車両価格は、「スポーツ」が2011年モデルより20万円安い258万円、「リミテッド」は従来と同じ318万円(パワーガラスサンルーフ付き車は328万円)でした。

パワーユニットは、「スポーツ」に最高出力156PSを発揮する2リッターの直列4気筒エンジンが搭載され、ジープ初となる前輪駆動が新たに採用されました。上級グレードの「リミテッド」には、従来どおり最高出力170psを発揮する2.4リッターの直列4気筒エンジンが搭載され、駆動方式も4WDが継続採用されました。

どちらのグレードにも、トランスミッションにCVTが採用されていたことがパトリオットの大きな特徴です。


ジープ「パトリオット」の維持費の内訳


パトリオットの購入後にかかる費用は様々ですが、故障が多いと言われるアメリカ車のため、ガソリン代や税金はもちろんのこと、メンテナンス費や修理費もある程度理解しておく必要があります。ここではパトリオットの維持費を大きく5つに分けて紹介します。


ガソリン代


パトリオットのガソリン代は、通勤などで1ヶ月に1000km走ると仮定して、FF(前輪駆動)の「スポーツ」の場合で約18,000円です。使用燃料はレギュラーガソリンとなりますので、1リッターあたり126円程度です。もちろん、ガソリン価格は季節や地域によって異なりますが、ヨーロッパ車のようにハイオク(プレミアム)指定ではないため、一般的な輸入車と比べて1リッターあたり10~14円程度燃料代を安く抑えることができます。

ただし、上級グレードの「リミテッド」は、使用燃料がハイオク(プレミアム)のため、ガソリン代が年間で20,000~24,000円程度増える可能性があります。


メンテナンス費



パトリオットのメンテナンス費には、オイル交換、エアコンフィルター交換、ウインドウォッシャー液の補充などがありますが、忘れてはならないのがで車検と車検の間に行う法定12ヶ月点検です。

車検が保安基準に適合しているかを確認するための検査であるのに対して、法定点検は安全に走行できる状態かを確認するための検査です。 検査の目的が異なりますので、チェックする項目も異なります。 


修理代


 パトリオットを購入するにあたって修理代は最も気になるところではないでしょうか。

代表的な故障箇所は以下のとおりです。

・エアコンの故障

パトリオットはエアコンが弱いといわれており、特に中古車はコンプレッサーがいつ故障してもおかしくありません。また、コンプレッサーの故障の原因は経年劣化によるものがほとんどですが、エキスパンションバルブやリキッドタンクの詰まりが原因の場合もあります。この場合は、修理代が高額になる傾向があるため注意が必要です。エアコンの修理費用は、15~30万円程度でしょう。

・オルタネーター(発電機)

オルタネーターもパトリオットの弱点といわれています。オルタネーターはバッテリーに電気を供給する発電機です。故障してしまうと5万円以上は修理費がかかります。

・CVT

CVTは一般的に耐久性が弱いといわれており、実質的な後継モデルにあたるコンパスが6速、もしくは9速のオートマチックを採用していることから、パトリオットのCVTも耐久性が劣っていることが予想されます。

具体的には、10万キロを超えたあたりで異音や振動が発生することがありますが、修理はほとんどケースが交換となるため30~80万円程度の費用がかかります。


税金


パトリオットの税金は高いというイメージがあるかもしれません。しかし、 2012年にFF(前輪駆動)が導入されるなど、むしろ安い部類に入ります。また、4WDでも車両重量が2トン以下のため、重量税が国産のいわゆる5ナンバーミニバンと同じ税額です。

具体的には、毎年5月に納める自動車税が「スポーツ」が39,500円、「リミテッド」が45,000円となります。また、継続検査(車検)時に支払う自動車重量税はそれぞれ24,600円、32,800円となりますが、重量税だけでも8,200円の違いが生じるなど、グレードによって税額差が大きいモデルです。


 


 


車検代


パトリオットの車検代は、年式や車両のコンディションで異なります。

車検は、約1/3が重量税や自賠責保険料などの法定費用のため、中古車だからといって高いということはありません。ただし、最も年式が古いパトリオットは重課税の対象になるため、重課税が9,600~12,800円かかります。

2020年7月現在の法定費用は以下のとおりです。

スポーツ

・自動車重量税24,600円
・自賠責保険料(24ヶ月)21,550円
・印紙代1,200円

リミテッド

・自動車重量税:32,800円
・自賠責保険料(24ヶ月):21,550円
・印紙代:1,200円

ただし、税制改正や事故の件数などによって保険料率が改定される場合があるため、法定費用が毎年同じ金額になるとは限りません。

点検・整備費用については、費用に法的な縛りがないため、車検を依頼する整備工場によって料金が異なります。具体的には、必須項目の24ヶ月点検費用、完成検査料、代行手数料を合わせた金額が40,000円~50,000円程度で、そこにクーラント交換やブレーキパッド交換などの追加整備に対する部品代・工賃が加わります。


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ジープ「パトリオット」の維持費が高くなる原因


パトリオットの維持費が高くなる原因は様々です。ましてやパトリオットを購入する場合は全て中古車になりますので、さらにその傾向が強くなります。しかし、維持費が高くなる原因を一つひとつ紐解く紐解くことで、解決の糸口が見えてきます。

ここでは、維持費が高くなる原因の代表的なものを3つ紹介しますので、参考にしてください。


設備が整っていない修理工場を利用している


パトリオットの維持費が高くなる原因のひとつに設備が整っていない修理工場を利用するというのがあります。

もちろん、どこの修理工場に行ってもリフトが備えつけられていますし、外から見て分かるのは設備が新しいか古いかくらいかもしれません。しかし、 現代のアメ車の修理やメンテナンスにはテスターと呼ばれる故障診断器が必須といわれており、その設備が整っていない工場は珍しくありません。特に国産車メインの古い修理工場に多く見られます。

そのような修理工場では故障の前兆を捉えられず、大きな不具合につながる原因になります。

つまり、テスター診断ができるかどうかが、ひとつの判断材料と言えるのです。


街乗りが多い



パトリオットはひと世代前のモデルのため、コンパクトSUVにもかかわらず上位グレードのチェロキーやラングラーと同等の燃費性能です。

したがって、街乗りが多いユーザーは維持費が高くなる傾向があります。具体的には、パトリオットの燃費はカタログ数値ではリッター10km/Lを少し上回っていますが、燃費に厳しいと言われる街乗りでは6~7km/L程度まで落ち込むことが考えられます。

一方で、高速道路などでは無段変速のCVTのメリットを生かしてカタログ数値以上の燃費性能を発揮する可能性がありますので、通勤コースやドライブコースを工夫をしてみてはいかがでしょうか。


13年以上乗っている


13年以上乗ることもパトリオットの維持費が高くなる原因になります。

理由は、13年超のガソリン車に対する重課制度があるためです。重課制度は別名クリーン化税制と呼ばれ、「排出ガス及び燃費性能に優れた環境負荷の小さい自動車は環境性能に応じて税率を軽減するのに対して、新車新規登録から13年が経過した環境負荷の大きい自動車の税率を重くする」という税率の特例措置です。

パトリオットは、2013年まで販売されていましたので、一見すると関係がないように思われがちです。しかし、2007年から販売されていたモデルのため、既に重課制度の対象となる中古車が存在します。

現在実施されている重課制度では、新規登録から13年超で、15%の重課となります。また、新規登録から13年超の自家用乗用車は自動車税だけでなく重量税も重課されます。重量税は18年超でさらなる増税があり、車が古くなると何もしなくても維持費が高くなるのです。


ジープ「パトリオット」の維持費を抑える方法


パトリオットの維持費を抑えるためにはいくつかの方法があります。その中でも代表的なものはメンテナンスの方法と売却のタイミングです。特に故障が増えることが予想される年数が経過したパトリオットは、修理の依頼の仕方や燃費の管理が非常に大切になってきます。

ここでは、パーツ交換の際に費用を抑える方法と売却による維持費の節約方法について紹介しますので、参考にしてください。


小さな故障も早めに直す


パトリオットの維持費を抑えるために、小さな故障も早めに直すことが大切です。

例えばエアコンの効きが悪いと感じたときに、すぐにエキスパンションバルブやリキッドタンクの詰まりを点検すれば、修理費用が安く済む可能性があります。しかし、大概の場合はコンプレッサーが故障するまで放置することで、関連部品まで壊れて多額の修理費がかかってしまうのです。

つまり、小さな故障の段階で直すことは、余計なところまで壊してしまう「二次故障」を防ぐことにも繋がるため、結果的にパトリオットの維持費を抑えることができるのです。


必要なパーツ以外はむやみに交換しない


車検の際に、問題のないパーツまで交換を打診された経験がある方は多いのではないでしょうか。パトリオットの維持費を抑えるためには、必要なパーツ以外はむやみに交換しないことが大切です。

もちろん、交換するに越したことはありませんが、中古車である以上はどこかで線引きが必要です。70000km以上乗っているパトリオットは、交換すべきパーツが増えてしまうので、売却を検討した方がよいかもしれません。


燃費性能が落ちてきた場合は売却を検討する


パトリオットの燃費は、例え走行距離が10万キロを超えても大きく変わることはありません。ただし、エンジンの摩耗やCVTの滑りで燃費が0.2~0.5km/L程度悪化することは十分に考えられます。

燃費の悪化を感じた時点で売却を検討された方が維持費の節約に繋がる可能性が高いでしょう。


 


ジープ「パトリオット」は外車王なら高く売れる


パトリオットは10年以上経過している車両も多いため、故障などが重なり維持費が高くなる可能性があります。

そこでパトリオットの維持費に不安を感じているユーザーにおすすめしたいのが、輸入車専門買取の外車王に査定を依頼することです。外車王は豊富な修理事例から割り出した適正価格を提示できます。

また、10年以上経過した車の査定を最も得意としているため、満足できる買取額が提示される可能性が高いでしょう。


ジープ 「パトリオット」を維持できるかどうか考えて購入を検討しましょう


ここまで、パトリオットの維持費について解説してきました。

パトリオットの維持費は中古車である以上、ある程度は覚悟しなければなりません。しかし、外車王という強い味方がいるため、いざというとき高価で売却することができます。

パトリオットを維持できるかどうか考えて購入を検討しましょう。

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