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オーナーインタビュー

更新2023.02.28

25才のオーナーが一大決心して手に入れた大切な愛車、2007年式ポルシェ911GT3クラブスポーツ(997型)

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松村 透

「いつか」手に入れたいクルマがある、そう夢見て頑張っている若い世代のクルマ好きの方も多いはず。


さらに年齢を重ねた方であれば、定年退職してから、子育てが落ち着いてから「いつか」憧れのクルマを手に入れよう、カムバックしよう。


そう考えている方もいらっしゃると思います。


どこかのタイミングで大きな決断をしなければ、「いつか」はいつまで経っても「いつか」のままです。


今回、愛車とのご縁を感じ、大きな決断のすえに自らのところにポルシェ911GT3クラブスポーツ(997型)を引き寄せた髙井伸悟さん(25才)とその愛車を取材してきました。


── オーナー紹介&どんな仕事をされているのですか?



▲オーナーの髙井 伸悟さん(25才)と、愛車である2007年式ポルシェ911GT3クラブスポーツ(997型)

自動車整備の専門学校を卒業し、1級自動車整備士の資格を取得後、ディーラーのメカニックとして仕事をしていました。ご縁あって、現在は東京都八王子市にあるスポーツカー・ミニバン・SUV専門店の中古車ショップ「スーパーソニックス(supersonix)」でメカニックとして勤務しています。


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── ディーラーから専門店のメカニックへと転身したのですね



▲サイドの「GT3」デカールがボディ全体のシルエットをグッと引き締めます

ディーラーだとどうしても仕事が車種を含めて同じことの繰り返しになり、どれだけ早く終わらせるかの効率を重視しがちです。あるとき、弊社の代表から誘いを受け、スーパーソニックスで働くことになりました。


スーパーソニックスではメカニックであり、お客様の望むことを叶えるのが仕事です。それこそ、ドライブレコーダーやスーパーチャージャー、車庫調の取り付け、現車セッティングなど、業務内容や取り扱う車種も多種多様です。


クルマが好きでこの仕事をしているので、手探りなこともありますが、スーパーGT300クラスでチャンピオンを獲得したこともあるドライバーが店長なんです。プロのレーシングドライバー経験を持つ方から教わる知識やアドバイスが得られる点も魅力ですね。


── 仕事を通じて「このクルマはすごい」と思ったモデルはありましたか?


日産GT-R(R35)です。ノーマルでも充分に速いんですが、このクルマをチューニングしたいという方もいらっしゃるわけです。マフラー交換はもとより、オイル交換ひとつとってもアンダーカバーを外さないと作業できない大変さがありますが、純正およびチューニングパーツひとつとっても造り込みのすごさに驚きました。


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── 現在の愛車を手に入れるきっかけ、997GT3を選んだ理由は?



▲髙井さんが手に入れたときから997GT3RS用のリアスポイラーが装着されていたのだとか

もともとは弊社で買い取ったクルマなんです。まったくの偶然なのですが、前オーナーさんのお名前を存じ上げていたこともあり、このまま手の届かないところに行ってしまうのはあまりにも忍びなかった・・・というのがきっかけです。


── とはいえ、997GT3、しかもクラブスポーツ仕様です



▲クラブスポーツ仕様なので、ロールバーも標準装備されているのです

現金で買うのはさすがに厳しいので、長期のローンを組んで買いました。そのローンを組むにしても簡単ではなく・・・。毎月の給与で支払えるかどうか、正直悩みましたね。でも、一期一会だし、いましか乗れないかもしれない・・・という想いもあり、決断しました。・・・なので「結構カツカツ」です。ここはきちんと書いておいてください(笑)。


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── 輸入車に乗ろうと思ったきっかけを教えてください



現在の仕事をしていることが大きいですね。997GT3クラブスポーツが人生初の輸入車ですし、自分で所有する初めての「左ハンドル&MT車」でもあります。ディーラー勤務時代には考えられない、別世界のクルマというイメージしかありませんでしたから。



以前は日産ステージア260RSに乗っていました。スカイラインGT-Rに搭載されていたRB26DETTエンジンを搭載したステージアです。人も荷物も積めて、しかもMTで速いし…いいクルマでしたね。


── 実際に997GT3を所有してみた感想はいかがですか?



▲いわゆる"Cupタイヤ"を装着。しかもNタイヤである点にも注目!

乗ってみて、ポルシェの走り、そして造り込みのすごさに驚きましたね。皆さんがポルシェに惹かれる理由が少し分かった気がします。それと、GT3ということもあり、乗り手を選ぶ印象ですね。クラッチも重いですし、決して気軽に乗れないなという印象があります。



▲ブレーキローターおよびパッドは購入時点でスチール製に交換されてたそうです

足まわりのセッティングも固めですし、履いているタイヤも"cupタイヤ"です。さらにフルバケットシートが装着されているので、ちょっと(かなり?)デートカーには不向きなクルマですよね(苦笑)。


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── 国産スポーツカーとの違いを実感しますか?



私が尊敬していた方がGT300クラスで参戦していたマシンがポルシェ911GT3のレーシングバージョンだったので、このGT3はその血統を持つクルマでもあります。ポルシェって、レースの世界とは切っても切れない関係にあるんですよね。メーカー自身が蓄積してきたノウハウがクルマに反映されていることを実感します。



▲クラブスポーツ仕様なので、難燃性素材&カーボンシェルのレカロ製フルバケットシートが装着されています

レーシングカーとして造られたモデルをストリート用に仕様変更していくことで街中でも乗れるセッティングになるわけですが、GT3がノーマルのカレラや、ボクスター/ケイマンとは別モノのクルマだということを実感します。



▲排気量3600cc「M96-76製」水冷水平対向エンジン6気筒DOHCの最高出力は360ps/7200rpm、最大トルクは37.7kg-m/5000rpmを発生

 


よりレーシングカーに近い、よりクルマの剛性の高さが感じられるGT3に乗ることができ、そして自分の経験値になっていることが仕事にも活かされていると思います。


── 手に入れて良かった点・苦労している点は?



●良かった点


人脈が広がったこと、仕事へのモチベーションアップになっていることですね。


ポルシェに乗れたこと、GT3を手に入れたことで初めて知ることができた世界、知り合えた方がいらっしゃるのは間違いありません。これは、クルマを手に入れた以上に大きな収穫だと感じています。


それとポルシェに乗っていることでの緊張感というか、立ち振る舞いにも気を配るようになりました。自分でも背伸びしていることは分かってはいるのですが、少しでもこのクルマに相応しい人間にならないと、そう思うようになりましたね。



●苦労している点


タイヤです。摩耗してきたからそろそろ交換しようと思ってもモノがないんです。手元に届くまで数ヶ月を要することもあるので、早めに注文しなければと気をつけています。


あとは車高ですね。ロベルタ製のリフティングシステムがインストールされているので、4cmくらい車高を上げることができるとはいえ、段差には気を遣います。ノーマルだったら街中を走るだけでも大変です。




▲ロベルタ製のリフティングシステムが装着されているため、フロントの車高が約4cm上がる仕様になっています

ちなみに、燃費は街中でリッター5km/L前後。高速で7〜8km/Lくらい。ステージア260RSのときから「この手のクルマに乗るならガソリンはケチらない」という習慣が身についているので大丈夫です(笑)。


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── 手に入れてからトラブルはありましたか?



▲ロベルタ製のリフティングシステムはフロントトランク内に収められています

O2センサーが故障したくらいです。


あと、これはトラブルではありませんが、ロベルタ製のリフティングシステムのオーバーホール代は高くつきましたね。だいたい30万くらいです。でも、GT3に乗るうえで必須アイテムですし、これで向こう10年近くは乗れるので必要経費と割り切っています。


── 満足度は何パーセントですか?



100%です!


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── 予算抜きで、欲しいクルマBEST3は何ですか?


→3位.ランボルギーニ ウラカン


→2位.マクラーレン720


→1位.日産GT-R


ここにランクインさせるか迷いましたが、991型のカレラで、ミッションがPDKの仕様も興味がありますね。


── 髙井さんにとって、愛車はどんな存在ですか?



自分の人生を高めてくれる存在・・・でしょうか。


GT3に相応しい人間になりたい、仕事を頑張ろうというモチベーションアップにつながっています。



20代でも本気を出せばこのクラスのクルマを買えるってことを証明したかったのもありますね。もちろん、それにはさまざまなリスクを伴うことは事実です。でも、そのリスクを恐れていたら前には進めないことも実感できました。ギリギリまで生活費や食費を切り詰めなくても、どうにか手が届く・・・そして、仕事を頑張れますよ!ということを同世代の方にも伝えたいです。


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── 取材後記



25才という若さで997GT3クラブスポーツのオーナーになった髙井さん。現在の仕事に就いていなければ、このクルマとの出逢いはもちろん、所有することもなかったかもしれません。997GT3を所有していくことは決して楽ではないけれど、現在の仕事にこの経験が活かされているのは間違いなさそうです。


維持していくことは決して楽ではないこと包み隠さず話してくださいましたが、それ以上に20代でこのクルマに接したことで得られる経験は、30代、40代と年齢を重ねるごとに活きてくるはず。もしかしたら、このGT3が髙井さんの人生を変えることになる存在かもしれません。


── オーナープロフィール



・お名前:髙井伸悟さん
・ご年齢:25才
・ご職業:スーパーソニックス(supersonix)メカニック
・現在の愛車:2007年式ポルシェ911GT3クラブスポーツ


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── Special Thanks


●スーパーソニックス -supersonix-


住所:〒193-0942 東京都八王子市椚田町537-13
Google Map:https://goo.gl/maps/E24HXNpBRqSmZxd76
TEL:042-686-2218
営業時間:10:00~19:00
定休日:火曜日
URL:https://supersonix.jp
Instagram:https://www.instagram.com/supersonix0710/



●Garage, Café and BAR monocoque(ガレージ・カフェ&バー モノコック)


住所:東京都青梅市畑中1-126-1
Google Map:https://goo.gl/maps/3VSyWkqnGKcRpJB19
TEL:0428-84-0644
営業時間:11:00〜23:00
定休日:不定休(Instagramに情報あり)
Instagram:https://www.instagram.com/monocoque.cafebar/



[ライター・撮影/松村透]


 

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