中古車の豆知識 更新 2020.05.08 公開 2020.05.07

なぜ、プジョーは猫足と呼ばれるのか?外車王独自の解析でその秘密に迫る!

プジョーが猫足と呼ばれていることは、少しフランス車に興味がある方ならご存知なのではないでしょうか?しかし、その解釈はほとんどの場合で、猫足イコール足回りとなっています。ここでは、プジョーの隠された秘密について、外車王独自の目線で解説していきます。

猫足はサスペンションではなくトータルバランス




プジョーの猫足という言葉は、かつて日本のモータージャーナリストがプジョーを試乗した際に発したものだと言われています。猫は高い場所から飛び降りる際に脚で柔らかく吸収するように見えるため、乗り心地がよいプジョーのサスペンションをそのように例えたのかもしれません。ちょうど、「となりのトトロ」のねこバスのような感じと言えばイメージしやすいのではないでしょうか。

しかし、プジョーは乗り心地がよいのは事実ですが、特別サスペンションが優れているわけではありません。では、サスペンションが違うと言うのであれば、一体何が猫足と呼ばれる理由なのでしょうか?もちろん、この場合様々な理由が考えられますが、ひとつ間違いなく言えることはプジョーのボディ剛性の高さです。まず単純にドアが重いですが、車両重量も一般的な同クラスの国産車と比べて100kg以上重い場合がほとんどです。よくレーシングカーは意外と乗り心地がよいと言いますが、それはボディ剛性が高いために無駄にサスペンションを硬くする必要がないからです。

また、同じ硬さのサスペンションを装着した場合、ボディ剛性の高い車の方がサスペンションの反発力によるボディの歪みが少なくなるため、柔らかいサスペンションを装着したような感じになります。つまり、ボディ剛性が高いほど乗り心地がよくなる傾向があり、猫足の秘密もここに隠されていると言えるのです。他にもこの後ご紹介させていただく、長距離運転でも疲れないシートや絶妙なセッティングが施されたパワーステアリングも大いに貢献しています。そして、エンジン、足回りを含めたトータルバランスの高さが猫足と呼ばれるプジョーの最大の魅力と言えるのです。

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法定速度が日本より30km/h高いフランスの交通事情




プジョーの猫足には、フランスの法定速度が日本より30km/hも高いというやむを得ない事情が存在します。つまり、一般道であれば90km/h、高速道路であれば130km/hで安全に走行出来ることが求められ、自ずと車の基本性能を高めなければならないという話しになってきます。これは、ドイツ車が速度無制限道路であるアウトバーンがあるために高速安定性が高いというのと同じ理屈になりますが、これは日本人の感覚ではとても考えられないヨーロッパ人の国民気質と言っても過言ではありません。

つまり、日本人よりもせっかちな傾向が強く、プジョーもユーザーのニーズに応えた結果が猫足だったのかもしれません。もしくは、猫足は石畳があるからではないかと仰る方もいるかもしれませんが、石畳は何もフランスに限った事情ではありませんので、前述の通りボディ剛性の高さが猫足の主な理由と考えるのが最も違和感のない結論なのではないでしょうか。実際、プジョーに乗るとこの速度(フランスの法定速度)で図ったように安定しますが、交通事故の多さから2018年には一般道の法定速度が80km/hに下げられており、プジョーの設計者はほっと胸をなでおろしたかもしれません。

アイスバーンでも効くプジョーの猫足


アイスバーンや雪道を走る際に最も大切なことは、車の基本となる「走る」「曲がる」「止まる」が確実に出来ることです。プジョーは、前述の通りこの基本をしっかりとコントロールするために、ボディ剛性やエンジンはもちろんのこと、パワーステアリングの特性やブレーキ性能なども追求しており、30km/h以下で走るようなキンキンに冷えたアイスバーンでも極めて高い操作性を実現しています。

そして、アイスバーンでは国産車と輸入車の差が顕著に出ると言われており、駆動方式にかかわらず輸入車を好む方が多いのが現状です。とくに、国産車と輸入車の違いを感じるのがブレーキ性能です。国産車の多くは少しでもスタッドレスが減ってくると簡単にABSが介入してしまい非常に怖い想いをしながら運転しなければなりません。理由は、購入してからブレーキパッドもブレーキローターも交換せずに何万キロも乗れてしまうことが考えられますが、輸入車のようにブレーキパッドとブレーキローター削ることで制動力を得ている場合と比べるとフィーリングがまったく違います。もちらん、国産車も原理は同じなのですが、輸入車のホイールがブレーキダストで真っ黒に汚れることをご存知の方は、その意味を理解していただけるはずです。

長距離運転が疲れにくいクルマ造り


プジョーが素晴らしいのは、猫足と呼ばれる走りの部分だけではありません。それは、長距離運転でも疲れを感じさせないシートとそれに付随したペダルレイアウトなどの絶妙なドライビングポジションです。このことが、またプジョーを選ぶ理由と答えるユーザーが多くいるのはもちろんのこと、もうひとつの猫足の秘密と言っても過言ではありません。当然ですがドライビングポジションが不適切なクルマは、路面からのインフォメーションを正しく受け取ることが出来ないため、極端な話しエンジンや足回りが素晴らしくてもすべてが台無しになってしまいます。

そして、その疲れを感じさせない素晴らしいシートは、一度ポジションを決めたら、お尻も背中もまったく動かす必要がなく、例えば片道300km程度の走行であれば、疲れは皆無に等しく、腰の痛みもまったくありません。さらに他メーカーに比べて比較的手前にレイアウトしてあるペダル類がシートのよさを際立たせます。そこからは、古代ギリシャ(紀元前8世紀頃)から続く椅子の文化を感じずにはいられません。

今後のプジョーに求めることとは?




近年のプジョーは、主力車種の308が新しい欧州環境規制ユーロ6.2に対応のガソリン/ディーゼルエンジンを導入しているにもかかわらず、ライバル車と比較しても非常に魅力的な300万円前後の車両価格を維持しています。なおかつSUVモデルも3車種ラインナップされており、グループPSAのリーダーとして申し分のない活躍をしています。

しかし、導入されたエンジンは環境規制の対応に追われているいる感が否めないだけでなく、デザイン面においてもグループ内のシトロエンの影に隠れてしまっているのが現状です。やはり、ユーザーがプジョーに求めることは、グループPSAのリーダーとしてドイツ勢にも負けない攻めの姿勢ではないでしょうか?そして、2020年夏には2代目となるプジョー208が発売となりますが、そのデザインを見る限り再びプジョーの攻勢がはじまるのは誰の目にも明らかです。

[ライター/外車王編集部]
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